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限界 ページ9

無事に脱出できて、良かった



そう安堵しているが、隣の男子はそうじゃないらしい



ラ「もう二度と、こんな事したくねぇ、、」



A「いや、普通に生きてたらしぃひんやろ」



あ、思わず突っ込んでしまった



座り込むランマルの肩をベシべシ叩いて、探索を再開した






探索する過程で、右腕や左足など、人形のパーツを見つけた



きっと、あの箱の中から出てきた人形に取り付けていくんだろう



そんなパーツ集めをしている時、赤い部屋に入った



すると、、またもや閉じ込められてしまった



ランマルは、ケイジさんに取られたため、一人寂しく探索していたのだが、、



クソ、、ケイジさんめ



心の中で彼を少し恨んだ



まぁ、とは言っても簡単な謎解きで安心した



謎を解き終わると、部屋にくぼみが現れた



そのくぼみには、すっぽりと学校で掃除用具入れとして活躍しているようなロッカーがあった



その中も探索のうちとして、開けた



すると、、中から奇抜な髪色をした男性が出てきた



その人は私を見るなり、泡を吹いて倒れてしまった



部屋が開いたので、ひとまず匿おうとその人を引きずって外に出た



外には、ケイジさんとランマルがいて、私を見て驚いていた



ケ「、、Aちゃん、その人は、、?」



A「知りません、急に泡を吹いて倒れて、、」



端的に説明すると、ひとまずは重いだろうからと担いでくれた



その行動に、素直に感謝を述べると、、彼は目を丸くして、照れた



A「、、何照れてるんですか。ランマルの方が照れ顔可愛いですよ」



ラ「いや今その情報いらねぇだろ!」



ついからかいたくなって、、ね?



やっぱり、私の相棒はランマルだ(真顔)

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作者名:幸せ(ゝω・´★) | 作成日時:2021年6月29日 17時

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