前世の記憶 ページ4
主人公サラ、その親友のジョー、警察のケイジ、主夫のカイ、野球選手のQ太郎、殺人犯アリス、シンガーソングライターのレコ、フリーターのソウ、中学生のカンナ、、
このゲームはデスゲーム、、多数決で死者を決める。
、、、、あれ?
なんで、これのことを、こんなに知ってるんだろ??
それを皮切りにこのゲームのことがどんどん思い出されていく。
そして、その世界ではランマルが、最初の試練で死んでしまったことも思い出した。
ダミーズとして、人形として復活して、主人公であるサラに健気で純粋な愛をもってしまって。
だからこそ、狂わされてしまったエンドもあった。
つまり、、サラがいたら、そいつを蹴落として、私がのし上がる。
ランマルは、誰にも、渡したくない、、、かなぁ。理由は、まだわからんけど、、
目を開けると、どうやら天国ではなく、先程のような道が続いていた。
けれど、先には扉のようなものがあって、、
周りを見渡すと、すぐそばでランマルが横たわっていた。
全く、、こんなんじゃ立派な忍びになれへんやん、、
A「ランマル、ほら、目ぇ覚まして。」
行っても起きないので、ペチペチと頬を叩く。
ラ「ん、、って、あれ、、?オレ、生きてる?」
A「うん。ご丁寧にクッションが敷いてあったおかげでね。で、先の方に扉があるんよ。ほら、行くで。」
ラ「おう、、なぁ、なんかお前、いつもと違くないか?」
、、言おうか迷った。前世の記憶を少しだけ取り戻したこと。
そして、決心して、伝えた。
A「実はな、さっき落ちたせいかもしれへんけど、、」
今おかれている現状について、話した。
今からすることは多数決で死者を決めるデスゲームであるということ。
これから先にはつらく、、苦しいこともたくさんあるけど、それを乗り越えていかないといけないこと。
ざっと話し終わると、ランマルは思ってた事と違う反応をした。
ラ「つまり、いつも通りお前の護衛をしときゃいいんだろ?なら、決まりだ。誰が死のうが殺そうが、オレは正直Aさえ生きてればいい。」
、、、超真顔でさらっと思春期なら顔赤くしそうなこと言ってますけど??
その後、ランマルは自分の言葉の意味を理解して少し顔を赤くしていた。
それをからかいながら、デスゲームという地獄への扉を開けた。
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作者名:幸せ(ゝω・´★) | 作成日時:2021年6月29日 17時