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Aの退院から暫く経った頃、僕は彼女の父親に会いに行った





Aが開けた扉を抜けると、そこには父親の姿




変わらず目は覚まさないけれど、彼女は父親に向かって話しかけ始めた





「...平野紫耀くんです」





『あっどうも!平野紫耀です!』





「んふふふ笑、元気笑」






『挨拶は元気にしないと』





「そうだね笑」






少しの間を置いた後





「...私の、大切な人です」





Aは僕をこう紹介した





彼女の方を見ると、Aも僕を見つめて少し困ったように笑い、右手が優しい温もりで包み込まれた





「私も、大切だよ」






その目には少しだけ涙が溜まっているように見えた

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設定タグ:平野紫耀 , King&Prince , 深紅
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作者名:しろくま | 作成日時:2021年2月26日 1時

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