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海人の連ドラ撮影や、グループとしてのツアーも無事終えた頃
あっという間に年の暮れとなり、怒涛の年末年始が始まろうとしていた
あらゆるアーティスト同士が共演する機会も増え、Aとも同じ空間にいる場面もあった
慣れたとは言え、やっぱり君の姿を探してしまう僕がいる
そんな中起こったある事件
生放送の大型音楽番組でのこと
偶然にもKEYSのパフォーマンスの次に、僕らの出番が重なった
彼女たちが踊り終え、一旦照明が落ちた瞬間
ドンッ!
鈍い音が会場に響くと同時に、少しの観客の悲鳴が奥で聞こえた
本来ならすぐに照明が点き、僕らの紹介に映るはずが、その時間は少し長かった
急に慌て始めるスタッフ
観客の方に目を向けると、暗闇からでも分かる
Aが、倒れた
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作者名:しろくま | 作成日時:2021年2月26日 1時