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71〜kaito's side ページ21

初めての読み合わせの日、たまたま隣の席になった僕ら






「海人くん、久しぶりだね」






海人「ね!最後いつだっけ!」






「んー、ロスかな?」






海人「あっ...そう、だ!」






うまく返事が出来なかった僕に、彼女は微笑んだ






「ふふっ、大丈夫だよ、気にしないで」






あの時の紫耀みたいに、Aちゃんまで消えてしまいそうな笑顔でそう言った






海人「あっごめん...っ」







すると、Aちゃんは僕に何かを言いたげな様子






海人「...ん?」






「あー、えっと」






海人「どうかしたの?」






「ううん、やっぱりなんでもない」







そんな彼女を疑問に思いながら、僕は再開した読み合わせに神経を集中させた







その瞬間はわからなかったけれど、彼女が言いかけた言葉は、後々なんとなくわかった気がした。

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設定タグ:平野紫耀 , King&Prince , 深紅
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作者名:しろくま | 作成日時:2021年2月26日 1時

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