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僕の夢
君の夢
その2つが同じように肩を並べて歩けたら、こんな辛い思いはしていない。
何もかも放り出しても良いと思えたら、ここまで苦しくなんかない。
この世界にいなかったら、当たり前のように君と一緒にいれたかな。
ここでの楽しさを知らなかったら、僕は僕じゃないし、君も君じゃないのに
運命はこうも残酷だ。
最後に君の手を離した感触を残したまま
僕はメンバーのいるホテルへと戻った
部屋に入っても同部屋の海人はいなくて
広い空間に僕1人だけ
さっきまでそこにいた彼女ももういなくて、君に触れた手が行き場をなくして、僕は自然と涙が溢れた
『...っ...』
タイミング悪く戻ってきた海人を目の前にしても、僕の涙は止むことを知らない
『...っくそ...ごめっ...』
海人「...しょう...」
海人は僕になにも聞かず、そのまま肩に手を置く
海人「...廉達の部屋にいるから」
こういう時、僕は1人でいたいということをわかっている彼は、そう言って部屋を出て行った
ごめんな、ありがとう
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作者名:しろくま | 作成日時:2021年2月26日 1時