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泣き止んだ本城は
「…ごめんね、はぐれて」
そう謝った
【…心配は、した】
「ごめんなさい、みんなも心配してるよね、行かないと…」
そう呟いて立ち上がろうとした本城の腕を掴んだ
【そんな顔で行ったら余計心配するやろ、連絡しといたから】
「あ…ありがとう、、、」
本城は悲しそうな顔で微笑んだ
【…花火、始まるよ】
「え、もうそんな時間」
【うん】
そう会話を交わした瞬間
どどーん!!!
花火が始まった
「うわあ、」
花火の光で照らされた本城は
また一筋の涙を流してた
海人なんかじゃなくて、俺にしたらええのに
そんなことを考えて
あまりにも綺麗すぎる花火を二人で見た
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作者名:しろくま | 作成日時:2020年4月10日 10時