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「やっぱり落ち着くなあ」
『んねえ』
アイスはコンビニから公園に行き着くまでに食べ終わっちゃって
ただ公園に二人で立っていた
そこで、無言だった海人が口を開いた
『…A』
「ん？」
『おいで。』
そう言った海人は自分の両腕を開いた
「え」
『怖かったでしょ、本当にごめんね、次は絶対にAをちゃんと守るからね』
その言葉とともに涙が溢れて来て
気がついたら海人の腕の中に飛び込んで大声で泣いていた
その間もずっと海人は私の頭を撫ででた。
「…ありがとう」
数分経って、私が海人から離れる
『うん』
そう言ってふわっと微笑む彼の耳に光るピアスが
夕日に反射して眩しく光った
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作者名：しろくま | 作成日時：2020年4月10日 10時
