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フランスでのテロ
身が凍りつくような感じだったが、昌磨の電話でとりあえず安心した…
そして今日は帰国の日
空港から直接リンクに来るって言ってたけど…一向に来ない
ザザッ..
ザァァッ-
「転倒してばかりよ!転びに来てるの?A」
『はい、すみません』
というわけで私の調子も絶不調
本当左右されてばかりだなと思いながらスケーティングを確認していると
リンクの入り口でざわつきが…
もしかしてと思ったら…
「ただいまA」
まず1番に私のところ気にてくれた昌磨
思わずその胸に飛び込む
『ふっ…ぅぅ、お帰りぃ』
必死に涙を堪えながら抱きつくと
「無事なんだからさー笑」
と笑うがAは顔を埋めたまま
俺は…Aの事が好きなんだなと、この時改めて思う
この気持ちに嘘はないと
―――――――――――――――――――
その頃…美穂子&満知子&佳菜子
「なんじゃありゃ!カレカノやん!カナなにも聞いてないんだけど‼」
「いやぁー…あれはまだ付き合ってないと思うわよ」
「そうそう美穂子の言う通り、Aからなんの報告もないやけだしねー全く...本当に」
「「「鈍感すぎ…バカ…」」」
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作者名:紗雪 | 作成日時:2018年4月29日 19時