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Shoma side
今日はいよいよグランプリファイナル…
ショートはAと同じ日で見られないけど、フリーは自分のフリーが終わった次の日だから見られそう。
アップはいつも時間が余る。
だから適当に他の人の演技見たり、ゲームしたり…
そんなこんなでアップして6練もいい感じに終わった。
滑走順は5番…大丈夫、今までの練習は絶対裏切らない。
そろそろリンクに行こうとした時Aからラインが来た。
A『自分のアップで精一杯で見られない、ごめん。でも誰よりも応援してるから、昌磨らしく頑張って』
Aらしい言葉に、いつものように勇気付けられる。
あとはリンクで自分のできる限りの全力を出すだけ。
草太くんが現在1位、超えてみせる。
リンクに入り名前がコールされる。
その前に美穂子先生と演技前最後の言葉を交わす。
「大丈夫よ、昌磨ならできるわ。冒頭の3A落ち着いて行きなさい、流れに乗れるわ。」
「はいっ」
「いってらっしゃいっ」
その言葉に大きく頷き、美穂子先生の手を離しリンクの中央へ足を進める。
Next skater. Shoma Uno Japan
周りからの歓声や拍手を受け、スタート位置に着く。
さぁ…ヴァイオリンの滑らかな音色に乗せて…
冒頭の3A。ジャンプ後オーバーターンが入ってしまった…だが回転はしっかりしていた。
次の足換えのシットスピン、フライングキャメルスピンは軸も安定していたしレベルも取れていただろう。
盛り上がりを成し、後半に入った。
3Lzはエッジが不安だがランディングまで綺麗に降りられた。
ラストのコンボ、3F-3Tは綺麗に決まった。
さぁ、ここからは持ち味を存分に出した美穂子先生のステップ。 表現力は誰にも負けない。もちろんエッジワークの深さだって。
誰よりも魅せる。。
誰よりも魅せて……
最後の足換えのコンビネーションスピンも終わり、ラストポーズ。
終わった…
3Aのミスが悔しいが転倒なしで終われたのには少しホッとした。
リンクサイドに戻り、美穂子先生とキスクラに向かう。
「昌磨、お疲れ様。3A以外はどれも申し分ない出来だわ」
『悔しいです笑…』
「フリーで巻き返せばいいのよ」
そう美穂子先生に声をかけてもらい得点を待つ。
得点は…75.21。一応シーズンベストだ。
現時点で俺は2位。
さぁ、次はAの番だ。頑張れ、A
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紗雪(プロフ) - あやかさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。またの愛読よろしくおねがいします。 (2018年4月28日 21時) (
レス) id: cc0e0dfa04 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - FS (2018年4月28日 19時) (レス) id: e75ef3ebbf (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。またの愛読よろしくおねがいします。 (2018年4月13日 16時) (レス) id: cc0e0dfa04 (このIDを非表示/違反報告)
、 - チャンピョンじゃなくてチャンピオンじゃないんですか？ (2018年4月13日 14時) (レス) id: bfe765a139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗雪 | 作成日時：2018年4月12日 14時
