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新しいトモダチ ページ20

Aside

「紅葉さん!」

遠くで紅葉さんが歩いているのを見つけた僕は思い切り抱きついた。

「Aではないか。どうかしたのか?」

「僕、お友達、出来た。明日、遊ぶの」

僕が笑うと紅葉さんは微笑んで頭を撫でてくれた。

「良かったのぅ、A」

「うんっ」

僕は優しい紅葉さんが大好きだ。

ここは決して嫌いじゃない。けれど、ポートマフィアに紅葉さんがいて良かったと思う。

「そうだ。どうせなら、可愛らしい服を借りたらどうじゃ?」

確かに、お友達と遊ぶことなんて初めてかもしれない。でも、変な格好って言われたら……。

「問題は無いぞ。(わっち)らが似合う服をあててやろう」

僕達は森さんの元を訪れることにした。





太宰side

結局、部屋にいても落ち着かず外の空気を吸いに来た。

夜の街は賑やかでそれでも、部屋に居るよりは良かった。

「姉さん……」

呟くその声は夜の街に飲み込まれるように消えていく。

落ち着き、部屋に戻ろうと歩いていた。今戻ろうとしていたのが間違いだった。

「「あ」」

(最悪……)

こんな気分の時に会いたい相手じゃない。

だから、無言で通り過ぎようとした。

「手前、AがQとトモダチになる事を許したのか」

あろうことが話しかけてきた。しかも、もう知っているのか……。面倒臭い。

「別に……。駄目って言ったらAちゃんが泣くからね。私にはどうすることも出来ないよ」

私達は向かい合った。

「アイツの身に何かあったら一番困んのは手前じゃねェのか」

「へぇ? それは中也も同じでしょ」

これ以上、話をしたくない。

そう思った私は踵を返して歩き出した。

私の大切な宝物。私のものにならないなら壊してしまいたいくらい愛おしい。

Qを許したわけじゃない。早く。早く二人を離さなくては。

足早に部屋へ向かった。






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こんにちは。LUCAです。

久しぶりの更新です。少しだけキャラの性格を忘れかけてます。はい。

こんな亀更新でも読んでくださってる方々。
誠にありがとうございます。

作者嬉しい限りです。

本格的に受験に向けて勉学に取り組む日々です。
大して頭は良くないから頑張らないと希望の学校行けませんね。

これからも亀更新だとは思いますが、息抜き程度で書かせて頂きます。

ご理解の上、応援をよろしくお願い致します。

これからもo(・д´・+)ゞ頑張リマッス♪

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

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作者名:LUCA | 作成日時:2019年3月29日 21時

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