17 ページ17
〜海人〜
みんな、マネさんから紫耀がやめた事を聞いてパニックになってたけど、ハッとしてとりあえず紫耀に連絡しようとLINEを開いて...愕然とした。
《しょうは退会しました》
グループも退会、個人アカウントも消えてる...！？
それは、俺だけじゃなくてみんな一緒だったらしい。
じゃあっ電話番号...！！電話帳をタップして、残っているその番号に望みをかけて電話を掛けた。けど、
《お掛けになった電話番号は、現在使われていないか＿》
残酷に、無機質な声が響いた。
廉「っせや、紫耀のマンション！そこならおるはずや！！」
俺たちはマネさんの運転する車で急いで向かった。
けど、そこはもう、空室になっていた。
紫耀が、完全に姿を消した。
俺たちは社長の元に駆け込んだ。
優「紫耀がやめたって、どういう事なんすか！？」
海「紫耀はどこにいるんですか！？」
勇「知ってる事があるのなら教えてください！！」
社長は、悲しそうな目で俺たちを見つめていた。
社「少し前、平野が直接挨拶しに来た」
玄「え...」
廉「紫耀は、何て！？理由は何なんすか！？」
社「...それは、僕の口からは言えない。理由は絶対に話さないでくれと平野から口止めされたからね。けど、僕はこの退所届を受け入れるつもりは無い」
はっきりとしたその最後の言葉に、俺たちは安心した。
理由がわからないのは悔しいけど...社長も、紫耀が辞めることには納得してないんだ。
社「平野を助けるのは、君達メンバーの役目だ。何があったのかは全て、平野に直接話して聞け。そして、君達の言葉で、平野を救い出すんだ。6人で戻ってくる事を、信じてるよ」
社長の言葉がガツンと胸に響いた。俺たちは顔を見合わせて、頷いた。
でも、そう簡単じゃなかった。
紫耀がいなくなった分、仕事が増えて忙しくなって、なかなか時間が取れない。それでも、合間を縫って必死に探した。
紫耀、どこに行っちゃったの...？
そんな、紫耀が消えて一週間くらい過ぎたある日、紫耀に似た人物が、名古屋にいた、っていう情報がネットに飛び込んできた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 572人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moon(プロフ) - りりんさん» ありがとうございます！なるべく更新頑張りたいと思います！ (2020年5月25日 20時) (
レス) id: 5980c14644 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - ハナさん» いえいえ！こちらこそ満足して貰えたようで良かったです！ありがとうございます！ママらしい紫耀くんが書けるように頑張ります！ (2020年5月25日 20時) (レス) id: 5980c14644 (このIDを非表示/違反報告)
りりん - 凄く続きが気になります。早く続きが見たいです。この後どうなるのか待ち遠しいです。 (2020年5月25日 17時) (レス) id: bb0dbf787d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - こんばんは！リクエストを書いて頂きありがとうございました♪ヽ(´▽｀)/すごく良かったです(*´∀`)♪楽しく読ませて頂きました。紫耀君がどんどんママになって、それを支えるみんなの絆も素敵ですね！これからも楽しみにしてます(^^)d (2020年5月24日 23時) (レス) id: d2a8180276 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく。(プロフ) - moonさん» いえいえ…！！ (2020年5月21日 22時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：moon | 作成日時：2020年3月7日 16時
