一目惚れ ページ3
｜テヒョン｜
Aちゃん、か。
目を見ると心臓がドキドキして
Aちゃんもほんのり顔が赤くて
すごくすごく可愛かった
笑顔が魅力的でニコッと笑う姿がとても可愛い
ん？
まて、まて、なんでこんなに考えてるんだ
Aちゃんを見ると頭が上手く働かなくて
自分が自分じゃないみたい。
あ、これが一目惚れってやつ？
恋はしたことあるけれど一目惚れは初めて。
・
・
俺はジミンの目を盗んで、Aちゃんに話しかけにいった。
TH｢Aちゃん！｣
｢あ、テヒョンさん｣
ほんのり赤くなる顔。もしかしてAちゃんも意識してくれてるのかな、なんて。
TH｢ちょっとパーティー抜けない？｣
｢えっ｣
TH｢いいから！｣
Aちゃんの手を引っ張ってパーティーを抜け出した。
こんなのダメってわかってるけど、体が勝手に動いた。
・
誰もいないテラスの椅子に2人で座る。
ここはホールから影になってて見えない場所。
TH｢寒くない？｣
｢大丈夫です。｣
TH｢ふふっAちゃんかしこまりすぎ｣
｢えっと…｣
俺はAちゃんの肩に腕をまわして引き寄せた。
TH｢ねぇ連絡先教えて？｣
｢いいですよ！｣
それからAちゃんのカトクをゲットし、いろいろおしゃべりしてずいぶん仲良くなった。
｢ふふっ、あははっ｣
TH｢あははっ｣
それにしても相性が合うすごく。
話しててこんなに笑うのAちゃんだけだし、すごく楽しいし、いきが合うし。
それから40分は話してたかな。
TH｢そろそろジミナが心配するから戻ろっか？｣
｢…｣
TH｢Aちゃん？｣
俺が椅子から立ち上がると、服のそでをぐっ、とひっぱられて。
｢……やだ。まだ戻りたくない。テヒョンさんと一緒にいたい。｣
ほんとどこまで可愛いの。
TH｢はぁ、Aちゃんそういう可愛いこと男の人にしたらダメ。襲われるよ？｣
そう言うと顔を真っ赤にするAちゃん。
赤い顔で涙目になってこっちを見上げられると…
いわゆる上目遣いで
心臓がドックンドックン怖いくらい高鳴って
TH｢あーもうっ｣
俺はいつの間にか、Aちゃんを抱きしめていた。
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作者名：すかい | 作成日時：2019年7月16日 18時
