Story 34 ページ34
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龍斗くん、年上派なんだ。
と、言いつつも私と龍斗くんの年の差は四つ、
…うん、なかなか大きい差。
いやいや、龍斗くんの好みとか私には関係ないから！
「先生は、どっちが好き？」
『どっち、…うーん、』
今までお付き合いしてたのは同い年とか、年上とか、だけど。
なんとなく、それを龍斗くんに言うのはなんとなく、忍びなくて。
『年齢は、そこまで気にしないけど……背は高い人がいいかなぁ』
後半になるにつれ、だんだん小さくなる声が届いたのかは分からない。
できれば聞こえてればいいな、やっぱり聞こえてなければいいな、の二つの矛盾。
信号待ち、ルームミラーを見ると龍斗くんの視線の先は私だということが分かる。
『…龍斗くんそんな見られると事故る』
「だから先生その脅し怖いって」
『へへ、ごめんごめん』
だって見られると緊張する。
涼くんのこともあってか、そんな風に熱視線を浴びせられると勘違いしそうになる。
「先生は好きな人、いますか？」
『…っもう！龍斗くん質問多すぎ！』
「だって先生なんでも聞いてって…」
『それは勉強の話でしょ？』
答えづらい質問を無理やりかわして、ホッと息をつく。
私自身、好きな人いるのか、知りたいもん。
あからさまにガッカリした顔をする龍斗くんを横目で見て、ハンドルをぎゅっと握り直した。
「あ、先生そこ左です…で、真っ直ぐ行ったところ」
どうやらまもなくタイムリミットを迎えるようだ。
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アオ(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます！もうちょっと甘めのシーンを詰め込みたかったのですが最後で無理やり入れました（笑） (2019年3月23日 21時) (
レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 最後の最後に、最強のキュンキュンをありがとうございました！！！ (2019年3月23日 20時) (レス) id: db2720f2e4 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - きてぃさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします〜〜！！ (2019年3月13日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - やばいです、盛大にキュン死してます、大好きですこの作品！！頑張ってください！！ (2019年3月12日 12時) (レス) id: 5a9c94661d (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - もちさん» わ〜！早速コメントありがとうございます！！はじこいすてきですよね〜！！作間くんにゆりゆりばりに頑張っていただきましょう……！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年3月10日 22時
