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Story 23 ページ23

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バイトに行く時はひとつに髪の毛をまとめて、うっすらとメイクをのせるだけだけど。


今日はその後、涼くんとデ、デート?だから、ちょっとだけ張り切ってみたりして。


あんまり派手には出来ないから、毛先をゆるく内側に巻いて、お出かけ用のピンクのアイシャドウなんて付けちゃって。




『あ、時間!』




気付けば、出勤15分前。


パンプスを踵にひっかけて、急いで家を出た。




*




『お疲れ様です!』




腕時計を見ると、出勤ギリギリ1分前。


塾長と目が合ったけど、笑顔で誤魔化してタイムカードを切った。




「あ!Aさんお疲れ様です!!あれ、今日なんか雰囲気違いますね?」


『おつかれ…、うん、ちょっと、ね』


「デートですか?、なんて…」


『あー、そうそう、デートデート』




時間が無いから適当に優斗くんをあしらいつつ、龍斗くんの記録簿をとる。


あ、そういえば昨日模試だったよな。




「Aさんいつから彼氏いたんですか!!」




うるさい優斗くんを無視して控え室を出ると、龍斗くんと、龍斗くんの後ろから顔を覗かせてる一人の男の子。




『こんにちは、後ろの子は…』


「猪狩蒼弥です、A先生ですよね?作ちゃんからよくお話聞かされて…や、聞いています」




がりさん何言ってんの!?と猪狩くんに向かって叫ぶ龍斗くん。


龍斗くんこそ、猪狩くんに何言ってんの?!と心の中で叫んだ。




「あ!猪狩くん!俺!今日担当する高橋優斗です!!」


「あ、お願いします」




落ち着いた猪狩くんと、うるさい優斗くん、なんだか面白いなぁ、と四人で教室に向かった。




「で、Aさんさっきのデー…」


『優斗くん授業始まるから黙って』




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アオ(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます!もうちょっと甘めのシーンを詰め込みたかったのですが最後で無理やり入れました(笑) (2019年3月23日 21時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 最後の最後に、最強のキュンキュンをありがとうございました!!! (2019年3月23日 20時) (レス) id: db2720f2e4 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - きてぃさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします〜〜!! (2019年3月13日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - やばいです、盛大にキュン死してます、大好きですこの作品!!頑張ってください!! (2019年3月12日 12時) (レス) id: 5a9c94661d (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - もちさん» わ〜!早速コメントありがとうございます!!はじこいすてきですよね〜!!作間くんにゆりゆりばりに頑張っていただきましょう……! (2019年3月11日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アオ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...  
作成日時:2019年3月10日 22時

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