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Story 16 * ryuto ページ16

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授業の15分前、ちょっと早めに塾に向かう。




「こんにちはー!!!」


「あ、こんにちは…」




教室に入ると異常に声のでかい挨拶が飛んでくる。


思わず二度見した。


さっそく5番ブースに向かったけど、先生の姿はまだなかった。


受付のところに逆戻りして、さっきの声がでかい先生に話し掛ける。



「あの、A先生いますか?」


「あ!君、作間くんだよね!俺、高橋優斗って言いいます!よろしく!…で、Aさんだよね、ちょっと待ってね…」




ふーん、Aさんって呼んでるんだ。


この人ちょっと注意。




「Aさーん!!作間くんが呼んでる!!」


『優斗くん聞こえてるから!!』




高橋先生を咎めつつ、小走りでやってくる先生、…可愛い。




『お待たせ、作間くん、どうかした?』


「あの、友達も体験したいって言ってて…」


『あ、…だそうです、塾長』




そこにある案内渡してください、と言われた先生にプリントを手渡される。




『作間くんもうブースいく?』


「あ、はい。自習してようかと…」


『じゃ、私も行こ』




筆箱を手に取って俺の隣に並ぶ、


ちょっと早く来てラッキーだったな。




『作間くん、宿題出しすぎちゃったと思うんだけど、終わった?』


「や、ちょっとわかんないとこあって」


『今からやる?それとも授業終わった後でも』




少しでも長く先生といたいな、というシタゴコロ。




「…授業終わった後でもいいですか?」


『うん、大丈夫だよ』




そういえば、今日も迎えに来るのだろうか。


帰りに寄ったコンビニで、見つけた多分あの人。




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アオ(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます!もうちょっと甘めのシーンを詰め込みたかったのですが最後で無理やり入れました(笑) (2019年3月23日 21時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 最後の最後に、最強のキュンキュンをありがとうございました!!! (2019年3月23日 20時) (レス) id: db2720f2e4 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - きてぃさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします〜〜!! (2019年3月13日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - やばいです、盛大にキュン死してます、大好きですこの作品!!頑張ってください!! (2019年3月12日 12時) (レス) id: 5a9c94661d (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - もちさん» わ〜!早速コメントありがとうございます!!はじこいすてきですよね〜!!作間くんにゆりゆりばりに頑張っていただきましょう……! (2019年3月11日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アオ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...  
作成日時:2019年3月10日 22時

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