Story 13 * mizuki ページ13
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「で、結局今日も告白出来なかったんだ?」
「…はい」
俺がベッドに座って、はしもっちゃんが床に正座。
別に俺はいいけどさ、いつまでもグダグダ言われると面倒くさいんだよね。
うかうかしてると取られちゃうんじゃない?
知らないけど。
「A、鈍感だしアホだけど、可愛いから」
「…はい、」
「ライバルは多いと思うけど」
「…分かってます」
これでも応援してるんだよ?
変なやつに預けるくらいだったら、はしもっちゃんに任せた方がまだマシかなって。
「じゃあ、今度出かけた時に言ったら?」
「…うん、そうする!」
*
はしもっちゃんを自分の部屋の前で見送って(階段は下らない)、Aの部屋に向かった。
「A、入るね」
『何?』
「恋バナしよ」
仕方ないから、幼なじみ兼親友のはしもっちゃんのためにリサーチ。
『え!瑞稀好きな人いるの?教えて!誰!可愛い子?』
食い付きがすごい。
「俺じゃなくて、Aの」
『えー、つまんない』
「いいの、で、今彼氏いる?いないよね?」
『いないけど』
「好きな人は?」
『…いません』
お、
これはなんかあるな。
「いるんだ」
『いない!好きじゃないから!』
「気になってる人はいるんだね」
わかりやすいなぁ、好きじゃないにしても、気になってたりはするわけでしょ?
「大学の人?それともバイト先?」
『…』
バイト先ね、了解。
今度はしもっちゃん、Aのバイト先に送り込も。
「じゃ、おやすみ」
『え!?瑞稀待って!もう終わりなの?!』
「なんか教えてくれるの?」
『…』
よし、はしもっちゃんに報告しよ。
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アオ(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます!もうちょっと甘めのシーンを詰め込みたかったのですが最後で無理やり入れました(笑) (2019年3月23日 21時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 最後の最後に、最強のキュンキュンをありがとうございました!!! (2019年3月23日 20時) (レス) id: db2720f2e4 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - きてぃさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします〜〜!! (2019年3月13日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - やばいです、盛大にキュン死してます、大好きですこの作品!!頑張ってください!! (2019年3月12日 12時) (レス) id: 5a9c94661d (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - もちさん» わ〜!早速コメントありがとうございます!!はじこいすてきですよね〜!!作間くんにゆりゆりばりに頑張っていただきましょう……! (2019年3月11日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アオ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時:2019年3月10日 22時