8/30 Special ページ44
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潤Side
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ねむ……。
家着くころには日付超えてるかな…。
電車に揺られてぼんやりしながら、瞼が閉じかけたその時。
左肩にトンと重みが。
潤「……爆睡じゃねぇか」
さっきまで楽しそうに話してたのに、ちょっと静かになったと思ったらもう寝てる。
まぁでも…暑かったし。疲れたよな。
念のためと思って持っていた薄手のシャツを体にかけてやったら、目が開いた。
潤「寒くない？」
「ん…クーラー強いね…」
潤「羽織ってな」
「うん…もう着く…？」
潤「あと15分くらい」
ん、って短い返事をして、また目を閉じた。
俺の手を握った、反対の手には。
さっきまでAの頭に乗っかっていた、夢の国の余韻。
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きっかけは、去年と同じ。
「お誕生日なに欲しい？」の一言。
誕生日が近づいてきたある日、突然聞かれた。
潤「去年は海行ったね」
「うん」
潤「あの水着可愛かったなぁ」
「それはいいの…！」
照れてる。ふふ。
「どっか行きたいところある？何か欲しいものは？何でもいいよ」
めっちゃ食い気味。
潤「なんだよそんな必死に(笑)」
そう言うと、むんっと口をとがらせて
「だって…二人だけでお誕生日できるの、もうしばらくないんだよ？」
寂しいのか嬉しいのかよくわからない表情で言った。
そっか…そうだよな。
もう何年も何年も先なんだな……二人だけって。
何がしたいかな…
Aと二人で……
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少し前の話。
Aの体調がよくない日が続いていた。
毎日熱っぽくて怠くて体中痛いらしくて、本人も弱っちゃったのか、寝る前にグズグズ泣きそうな顔をすることも増えて。
さすがに病気じゃないかと心配になって「一緒に行ってあげるから病院行こう？」って言った
その日の仕事の帰り。
今日は絶対一緒に帰りたいって昼間に連絡がきてたから、変なのと思いながら待ち合わせ場所に行ったら
俺の姿を捉えた瞬間、みるみる顔が歪んで。
潤『A？どうし……』
言い終わる前に、ギュッと抱き着いてきた。
『潤くん…』
潤『ん？』
『あのね』
背中を擦りながら返事をしたら、ゆっくりと顔を上げて
涙を浮かべながら笑って、言った。
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『赤ちゃんができた』
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人生で一番嬉しい知らせを聞いたその日から、もう3か月が経っていた。
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まよゆり(プロフ) - わぁ〜。潤くんの誕生日に、この２人の話！嬉しすぎる。そして、赤ちゃんができたって報告した時の様子に、また、嬉しくて。可愛い。相変わらず潤くんと彼女のラブラブぶりが、大好きです。 (2018年8月30日 6時) (
レス) id: 03a65969ea (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - ぽろさん(人´∀｀*)潤くんHPB企画ありがとう♪写真かと思ったら動画撮られてたり、帰ってきて寝る前にちょっと甘えたり、ベッドでも嬉しい事言ってくれたり( *´艸｀)潤くん大好きだ笑だぁー☆本当35歳も素敵な時間を送って素敵なコンサートを見せてほしいね♪ (2018年8月30日 1時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます。このお話の潤くんは私の理想とピッタリ。読み終えて、本当に幸せな気持ちになれました。ありがとうございます、お疲れ様でした！ (2018年7月13日 2時) (レス) id: c1babc9660 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - このお話本当に好きでした。お疲れ様です。 (2018年7月12日 23時) (レス) id: 5c5e1382b1 (このIDを非表示/違反報告)
kisarslove(プロフ) - ぽろさんお疲れ様でした！本当に素敵な人たちだなと思い楽しみにしていました。理想であごがれの二人です。また何処かで続編をやってほしいです。その時は家族編で。翔くんと梨沙ちゃんもきになりますが... とにかくお疲れ様でした！！ (2018年7月12日 0時) (レス) id: 5699258933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2018年5月3日 23時
