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栗「…ック」
「あーあ。ほら、泣かないの〜」
はい、ってティッシュを渡したらふぇ〜んって泣き始めた。
よしよし、って頭を撫でたらもっと泣いちゃった。
あらら、どうしよう。
「素直になんなさいよ」
栗「…そんなこと…言われても…ッ」
「さっきのでいいんだって。思ったことそのまま言えるってかっこいいじゃん」
栗「…ッ」
「ごめんね、いろいろ嫌な言い方して」
栗「…そんな…」
私もゴメンナサイ、って、めちゃくちゃ小さな声で言った。
「え？聞こえなぁーい(笑)」
栗「もー…！」
「ははは、ごめんごめん嘘。大丈夫だよ、ありがと」
栗「…ごめんなさい」
「いいってば」
栗「…立花さんになりたかったんです…」
「え？」
栗「ずっと憧れてただけです…」
「えー？私でいいの？やめなよ」
栗「やめません」
「オススメしませんけど」
栗「いいんです」
グズグズ泣いたまま、口をへの字にしてフルフル首を振って、もう一度「いいんです」と言った。
「そっか。…ありがたいことですねぇ」
栗「…酔ってます？」
「え？なんで？」
栗「なんか話し方いつもと違うから」
「んー。久しぶりの飲み会だからちょっと酔ってるかも」
栗「…この間」
「ん？」
栗「帰りにカフェで会った時」
…あぁ、潤くんと一緒にいた時かな…。
栗「やっちゃった、って思いました」
「え？」
栗「本気で立花さんに嫌われるって」
「私？」
栗「ある程度は許してくれるだろうって思って調子乗ってましたけど…あの時は本当に、あぁもうダメだって」
「まぁ…かなりカチンとはきたけど」
栗「…すみません」
「もういいってば。謝るの禁止」
あは、って小さく笑った。
「普通に笑ったら可愛いじゃん」
栗「だから可愛いはやめてください」
「えぇ…じゃあなんて言えばいいの」
栗「…わかんないですけど」
「なんだそれ(笑)…じゃあ私先戻るね」
栗「はい…」
「ちゃんと泣き顔直して出てきなよ？絶対みんなに言われるよ」
栗「はい」
.
なーんだ。
ずーっとモヤモヤが続いてて、潤くんの前で泣いたりもしたけど。
こんな簡単なことだったんだって気づいたらスーッと心の雲が引いた。
逆に拍子抜け。
泣いて心配かけちゃったなぁ〜ってちょっと反省。
ごめんね、潤くん。
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ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» それは良かったです(*´∀｀*)笑 ほーんとに不器用な子でしたね！あまあま〜あまあま〜です、むふふ(〃ω〃)可愛い二人！あの歌素敵ですよね♪♪ (2017年10月9日 0時) (
レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» ありがとうございます（；＿；）♪♪ (2017年10月9日 0時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - なんだよぉー真白〜私も好きなタイプの女の子だわー(笑)不器用さんなんだからぁー(*≧∀)σ(笑) もぉー潤くんがあまあまで( 〃▽〃)そんな朝を迎えたらずっとゴロゴロしていたいっ！そして、その歌は２人組のねっアレでしょ！？私もあの唄好きー！ (2017年9月25日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - いや、面白い着地点でした♪ (2017年9月24日 22時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» まさかのぉーーーー？！という。笑笑 分かりづらくてすみません！笑 (2017年9月24日 22時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2017年8月28日 23時
