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潤「仕事できんのにたまにこういう弱いとこ見せるから。だから男共が黙ってねぇんだよ」
「…弱いとこなんて見せてない…と思う……」
潤「そういうとこ目ざとく見てんだよ、男って汚ぇから」
「知らないもん…」
.
腕が緩められる。
ほっぺを包んだ大きな手に、グリグリと涙を拭かれた。
痛い痛い……！
潤「帰ろ」
「ん…」
潤「俺んち」
「え？」
潤「いいから。俺んち」
急に何かのスイッチが入った潤くんに手を引かれて電車に乗った。
・・・・・
お風呂に入って、寝る前の時間。
たくさん泣いたから頭がボーっとする。
隣で潤くんがストレッチしてるのを何となく眺めながら、膝を抱えてテレビを見る。
潤「ねぇ」
「んー？」
潤「押して」
「へ？」
隣を見たら、床にぺたーんって座ってる。
テディベアみたい。
押して〜ってまた言う。
「背中？」
潤「うん」
背中側に膝立ちして背中を押す。
「硬いね」
潤「股関節が固ぇの」
いてて、いてて、って言いながら押される潤くん。
さっき泣いてたのがちょっと不思議に思えちゃうくらいの、いつも通りの私たちの時間が嬉しくて。
…んふふ。
「えいっ！」
潤「い゛でっ！」
おっきな背中に乗っかった。
ついでに首に手を回してギューーー。
ふふ。あったかい。
お前なぁ！って言いながら笑ってる。
「ほぐれた？」
潤「痛えわ！！」
「ごめんごめん。大丈夫？」
潤「大丈夫」
開いていた脚を閉じて胡坐をかいた。
背中に乗っかったままの私の腕をスルスル撫でる。
.
ずっと…我慢してて。
この数日間、二人で帰っても何となく甘えられなくて。
根本的に解決したわけじゃないと思う。
明日だって栗田さんがまた来るかもしれない。
それでもいいから今は…甘えたい。
…って、伝わるかな。
.
ギュッて腕に力を入れたら、手首を掴まれて解かれて。
クルって潤くんがこっちを向いた。
膝立ちの私と、胡坐の潤くん。
どうしたの？って目で聞けば、長い睫毛が伏せられて
私の胸の下にほっぺをくっつけて顔を埋めてきた。
…珍しい。潤くんから甘えてくるなんて。
気持ちよさそうに目を瞑っている。
お腹に感じる温かさが愛おしい。
きっと潤くんも…我慢してたんだろうな。
見せないようにしてくれてたんだよね。
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ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» それは良かったです(*´∀｀*)笑 ほーんとに不器用な子でしたね！あまあま〜あまあま〜です、むふふ(〃ω〃)可愛い二人！あの歌素敵ですよね♪♪ (2017年10月9日 0時) (
レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» ありがとうございます（；＿；）♪♪ (2017年10月9日 0時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - なんだよぉー真白〜私も好きなタイプの女の子だわー(笑)不器用さんなんだからぁー(*≧∀)σ(笑) もぉー潤くんがあまあまで( 〃▽〃)そんな朝を迎えたらずっとゴロゴロしていたいっ！そして、その歌は２人組のねっアレでしょ！？私もあの唄好きー！ (2017年9月25日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - いや、面白い着地点でした♪ (2017年9月24日 22時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» まさかのぉーーーー？！という。笑笑 分かりづらくてすみません！笑 (2017年9月24日 22時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2017年8月28日 23時
