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ズキンと胸が傷んだと同時に、向こうからは見えない壁の陰に隠れていた。
二人の声が段々近付いて、会話が聞こえる。
*「新年度決起会、行きますよね？」
潤「うん、行くよ」
*「わーい！楽しみ〜！」
ズキズキモヤモヤ。
*「ずっと受付だったからそういうのなかったんですよ〜」
潤「そうなんだ」
*「そうなんです〜。松本さんお酒結構飲まれますか？」
潤「んー、割と好きかな」
*「ワインとかお好きですかぁ？」
潤「うん、好きだよ」
*「やっぱりー！詳しそうですもん！オシャレなワインの美味しいお店とかたくさん知ってそ〜」
潤「そんなことないよ」
*「今度連れてってくださいよ〜！」
潤「あはは、そんな知らないって」
*「知ってるお店で良いですから！」
今度ね、って潤くんが答えた時にちょうど二人が角を曲がって、ちらりと横顔が見えた。
潤くんは「いつにします〜？」なんて言ってるその子と、嫌な顔せず話してる。
.
わかってる。
潤くんが、どんな相手でも嫌な思いをしないような言葉選びができる人だってことくらい。
だって優しいから。
わかってる。
わかってる。
わかってる……
大丈夫。
今度ね、とは言ったけどいついつ行こうね、なんて言ってない。
…ん？
でもあの子、いつにします？って言ってた。
潤くん、何て答えたのかな……
・・・・・
結局一緒に帰れなかった。
私は残業、潤くんは会食。
「ハァ…」
家についた途端に大きなため息が口から逃げていった。
ただいま、って言っても誰も答えてくれない。
当たり前だけど。
お腹も空いてないから残っていたスープをちょっと飲んで、晩ご飯終了。
無心でお風呂に入ってテレビをつけて
スマホを開いたけど潤くんからの連絡はなし。
まだ接待中なんだろうな…
明日は一緒に帰れるかな……
モヤモヤ、ボーっとしながらスマホを弄って、なぜか行き着いた連絡先。
私が撮った写真をアイコンにしてるその人。
.
杏『もしもーし。A？』
.
久しぶりに聞いた気がするその声にシュルシュルと肩の力が抜けて、思わずバフンとベッドにダイブ。
「杏ちゃーん」
杏『なにー』
「あのさぁ」
杏『うん』
「…シュンくんてモテた？」
杏『は？』
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ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» それは良かったです(*´∀｀*)笑 ほーんとに不器用な子でしたね！あまあま〜あまあま〜です、むふふ(〃ω〃)可愛い二人！あの歌素敵ですよね♪♪ (2017年10月9日 0時) (
レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» ありがとうございます（；＿；）♪♪ (2017年10月9日 0時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - なんだよぉー真白〜私も好きなタイプの女の子だわー(笑)不器用さんなんだからぁー(*≧∀)σ(笑) もぉー潤くんがあまあまで( 〃▽〃)そんな朝を迎えたらずっとゴロゴロしていたいっ！そして、その歌は２人組のねっアレでしょ！？私もあの唄好きー！ (2017年9月25日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - いや、面白い着地点でした♪ (2017年9月24日 22時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» まさかのぉーーーー？！という。笑笑 分かりづらくてすみません！笑 (2017年9月24日 22時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2017年8月28日 23時
