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だって事実だもん。
モテないはずないんだから。
潤「なんだよそれ」
クハッて笑った。
なによ。嬉しそうな顔しちゃって。
なんだかおもしろくない。
…さっき怒ってもいいって言ったもんね。
だんだんメラメラしてきた。
何にって…何に対してかわからないけど。
.
潤「出ようか？」
外行こうよって繋いだ手をトントンってした。
何も言わず頷いたら手が離れて、空になった私と自分のカップを下げに行った。
あ、雑誌戻さなきゃ…
潤くんのカバンも持ってその背中を追いかけて、雑誌を戻しに行く。
潤「それ買わないの？」
「ん、買わない」
潤「さっきのワンピース可愛かったのに」
「いいの」
買わないの。拗ねてるから。
子どもっぽいって分かってるけど、機嫌悪いですよ〜って思いっきり顔に出しながら棚までスタスタ歩いた。
元あった場所にそれを戻して振り返ったらすぐ目の前に潤くんがいて、不覚にもびっくりしてしまった。
潤「行こ」
スルリと絡められた指を拒めないのは、惚れた弱みなんでしょうか…
.
外に出たら、さっきよりちょっと涼しくなっていた。
年中光ってる並木道のイルミネーションのキラキラに向かって手を繋いで歩く。
潤「A」
しばらく無言で歩いて、並木道の真ん中くらいまで来た時。
潤くんが口を開いた。
潤「怒った？」
「…うーん」
潤「怒ったでしょ」
「…」
潤「フフ」
「怒ってもいいって言ったでしょ…」
潤「言った」
だって怒って欲しかったから、って立ち止まる。
キラキラのイルミネーションがちょっとずつ色んな方向からその顔を照らしていて。
綺麗だな、ってキュンとしてしまった。
「じゃあ…正直に言うけど」
潤「ん？」
「なんか嫌」
潤「嫌？」
「潤くんがモテるのが嫌」
潤「モテないってば」
「モテるの」
潤「…だとしても意味ないね」
「意味ないって？」
キョロキョロって周りを見渡したと思ったら、急にギュッてされた。
こっ…こんなとこで？！
人前でイチャイチャするの嫌いなはずのに。
.
潤「A以外に好かれても全然意味ないし」
「…」
潤「だから俺は一生モテなくていい」
.
ズルい。そんな言い方。
泣きたくなっちゃうじゃん。
ギュッて背中に手を回して力を入れたら、クスクス笑う吐息が髪に当たった。
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ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» それは良かったです(*´∀｀*)笑 ほーんとに不器用な子でしたね！あまあま〜あまあま〜です、むふふ(〃ω〃)可愛い二人！あの歌素敵ですよね♪♪ (2017年10月9日 0時) (
レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» ありがとうございます（；＿；）♪♪ (2017年10月9日 0時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - なんだよぉー真白〜私も好きなタイプの女の子だわー(笑)不器用さんなんだからぁー(*≧∀)σ(笑) もぉー潤くんがあまあまで( 〃▽〃)そんな朝を迎えたらずっとゴロゴロしていたいっ！そして、その歌は２人組のねっアレでしょ！？私もあの唄好きー！ (2017年9月25日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - いや、面白い着地点でした♪ (2017年9月24日 22時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - ★mmiioo★さん» まさかのぉーーーー？！という。笑笑 分かりづらくてすみません！笑 (2017年9月24日 22時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2017年8月28日 23時
