◇31 ページ32
*「あ、二宮くん！」
和「あ！こんばんは！ご無沙汰しております…！」
真っ赤になったAを放置して、ニノは呼ばれた方へと姿を消していった。
Aはというと…
プシューって湯気でも出てんじゃねぇかってくらい真っ赤なまま、目が点状態で。
しばらく固まったと思ったら目をぱちくりさせて、今度は大きなため息をついた。
翔「…ニノに何言われた？」
「な、んでもない…」
翔「なんだよ」
「なんでもないってば…」
あのヤロー。
俺にこのユデダコをどうしろと？
茹でたら最後まで責任もって食えっての。
.
*「お待たせいたしました。ジンジャエールでございます」
「あっ…ありがとうございます…」
*「いいえ？」
さっきと違うホールボーイだ。
礼を言いながら俯くAの顔をわざわざ覗き込んで「いいえ？」だなんて。
現場慣れしてんな、こいつ……
*「ノンアルコールドリンクはまだ数種類ございます。2杯目も是非お気軽にどうぞ」
「ありがとう…」
*「失礼いたします」
.
颯爽と去っていくそいつの背中を見送って、ハァ〜と大きなため息。
翔「おいおいまだ始まったばっかだぞ」
「…緊張しすぎて疲れた」
翔「これからだろ」
「いちいちみんな綺麗すぎるんだもん…男の人も女の人も」
翔「…だからぁ…遜色ないって、お前も」
「…」
翔「いいか？この空気とか雰囲気を感じるだけで良いんだから、今日は。緊張してヘマするくらいなら喋らなくてもいいし、とにかく無理すんな。慣れだから、こういうのは」
「わかってる…」
翔「どうしたんだよ？俺らに噛みついた時の怖いもの知らずな感じ、どこいったんだよ」
「そんなの知らな…」
？「あ、櫻井さーん！」
.
階段の方から呼ぶ声がして、反射的に顔をやった。
……げ。
.
？「いらしてたんですかぁ？知らなかったぁ！」
翔「あぁ…急きょね。呼ばれて…」
？「なんだぁ、櫻井さんいらっしゃるって聞いてたらもっと気合い入れてきたのになぁ〜」
やばい。
いきなりこいつはアクが強すぎる。
心配になって隣のAをチラ見したら、案の定固まってる。
目を大きく見開いたままピクリとも動かない。
翔「いや、充分じゃない」
？「そうですか〜？櫻井さんも素敵♪いつものことですけど！」
翔「ありがとう」
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*-eni-*(プロフ) - |･ω･)花粉症デビュー！？こっちに来ちゃう！？(笑)もぉー目がカユカユでねイヤよ(つд；) 和くん本気モードに入ったのねぇ〜そして、ちょとチャラい潤くんっ♪会える！？楽しみっ♪(ﾉ∀｀*) (2017年2月7日 20時) (
レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» 翔さんもカズくんもあざといっていうか可愛めですよね、ふふふ笑笑 カズくんずるい！！！！！！笑 (2017年2月7日 17時) (レス) id: f1c024cd74 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - ちょっと自分の事を話してくれた主人公ちゃん…。好きな方となんか焦る翔くんに私も笑った( ﾟεﾟ；)(笑) 首をかしげてキュルンってして和くんっ……それされたらしゃべるよね…(*´艸｀*) (2017年2月3日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» あのモデルー！何を言ったんでしょう(-.-)y-., o O顔がどタイプ〜潤くーーーん！(笑) (2017年2月3日 1時) (レス) id: f1c024cd74 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - 主人公ちゃん何を言われたんだぁ！？( ・`д・´)全くあのモデルめぇ〜！(笑) うんうん♪あるよねぇ〜顔がねっドタイプな人(*´艸｀*) (2017年1月22日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2016年12月30日 0時
