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*「ようこそおいでくださいました、櫻井様。お連れ様も。ご案内致します。こちらへどうぞ」
タキシードに蝶ネクタイを締めたボーイに案内され、階段を上る。
その下ではモデルやらなにやらが絶賛シューティング中。
翔「どうぞ？」
「…」
翔「A？」
「えっ？あ…ありがとう」
翔「なに、珍しいから見とれた？プロのモデル」
「いや…」
階段を先に上らせたAの、ちらりともう一度撮影集団を捉えたその瞳。
やっぱりちょっと揺れている。
緊張しすぎだろ？
もっと度胸あるはずなのに。
俺まで心配になる。
.
階段を登りきるとそこは開けたパーティスペースになっていて、立食スタイル。
想定通り、練習通りのシチュエーション。
和「翔ちゃん！」
翔「お、ニノ」
和「普通に通れたっしょ？」
翔「余裕」
和「さっき聞いたんだけど今回やっぱ結構若手VIP多いみたいだわ」
翔「まじ？」
和「ニューヨークからMary本人も呼んでるみたいだし…普通の発表会にしちゃ気合入ってんね」
*「失礼いたします。ドリンクはいかがですか？」
翔「あぁ…ニノ何飲んでんの？」
和「俺シャンパン」
翔「じゃあ同じものを」
*「かしこまりました。お客様は…」
「…私？」
翔「あ…この子はアルコールだめだから。なんか他のものある？」
*「ジンジャエールかスパークリングウォーターのご用意がございますが」
「じゃあ…ジンジャエール、ください」
*「かしこまりました。お持ち致します」
俺の背中側で小さく小さく委縮しているAのことを、すれ違う人の半数以上がチラチラ振り返る。
それくらいの容姿…ってことかな。
それなのに委縮してるから、場に慣れてないのがバレバレ。
まずいな、こりゃ……
.
和「こっちおいで？」
.
もっと堂々としてろ、って言おうと思ったまさにその時、ニノがAに声をかけた。
普段じゃ考えられねぇな…と、いつも思う。
外でのニノのイケメンぶりは。
キラリとほほ笑みながらAの背中にスッと手を当てて優しくエスコートするその姿を見りゃ、女はおろか男だって惚れてしまう。
しかも…
俺とニノの間にトボトボ入ってきたAの耳元で、ニノが何やら囁いた。
と、思ったら
Aの顔がボンッと赤くなった。
ほんと、漫画みたいに、ボンッて。
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*-eni-*(プロフ) - |･ω･)花粉症デビュー！？こっちに来ちゃう！？(笑)もぉー目がカユカユでねイヤよ(つд；) 和くん本気モードに入ったのねぇ〜そして、ちょとチャラい潤くんっ♪会える！？楽しみっ♪(ﾉ∀｀*) (2017年2月7日 20時) (
レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» 翔さんもカズくんもあざといっていうか可愛めですよね、ふふふ笑笑 カズくんずるい！！！！！！笑 (2017年2月7日 17時) (レス) id: f1c024cd74 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - ちょっと自分の事を話してくれた主人公ちゃん…。好きな方となんか焦る翔くんに私も笑った( ﾟεﾟ；)(笑) 首をかしげてキュルンってして和くんっ……それされたらしゃべるよね…(*´艸｀*) (2017年2月3日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» あのモデルー！何を言ったんでしょう(-.-)y-., o O顔がどタイプ〜潤くーーーん！(笑) (2017年2月3日 1時) (レス) id: f1c024cd74 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - 主人公ちゃん何を言われたんだぁ！？( ・`д・´)全くあのモデルめぇ〜！(笑) うんうん♪あるよねぇ〜顔がねっドタイプな人(*´艸｀*) (2017年1月22日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2016年12月30日 0時
