◇22 ページ23
―――数時間後―――
和「翔ちゃーん！連れてきた〜！」
「げ、またあいつか」
翔「あいつとか言うな」
「だって！」
和「やっほーパー子！」
「ほらパー子とか言う」
*「失礼いたします。私、丸紀百貨店より参りました国井でございます。本日Mary Jokerのドレスをご所望ということで…十数点ほどご用意いたしました」
翔「ありがとう。この子が着るんだけど…見立ててもらえる？」
*「かしこまりました。」
国井と名乗る、いかにも百貨店の売人といった風貌の小柄で洒落た男を前に、ピクリともせず固まったA。
…柄にもない。
緊張してる。
少し前のこいつなら“だりぃ”だの“めんどくせぇ”だの言ってたかもしれない。
これだけでも…大きな進歩だな。
和「ほらパー子。突っ立ってないでこっち」
「…」
*「よろしくお願いいたします。大まかなサイズは伺っておりましたのでそちらでご用意しましたが…お好みのお色ですとか、デザインはおありですか？」
「えっ…えーっと…」
*「お客様ですと…お顔立ちがはっきりされているので、ドレスのお色もはっきりとした発色の良いものがよろしいかもしれませんね」
「…はぁ」
*「こちらなんかいかがでしょう？大胆に肩の開いた、チューブトップのものです。流行りのベロア素材を大胆に使っているのもMary Jokerっぽさが出ていて素敵ですね」
翔「ちょい露出多すぎ？」
和「そんなことないんじゃない？パー子小柄だからこんくらいしないと。華やかさ出ないよ？」
翔「そうかー…」
体にドレスを合わせられて、マネキンのごとくカチコチに固まっているA。
翔「A。なにもそんな緊張しなくていいんだぞ？」
「…え、いや、だって…」
翔「すいませんね。この子こういうの初めてで」
*「いえいえ！ドキドキしてしまいますよね。これだけ華やかなドレスが揃うだけでも」
「はい…」
その後も、あーでもないこーでもないとぺちゃくちゃ喋り続ける国井の言葉に俺とニノが意見して、Aはほとんど何も口にせずに時間が過ぎていった。
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*-eni-*(プロフ) - |･ω･)花粉症デビュー！？こっちに来ちゃう！？(笑)もぉー目がカユカユでねイヤよ(つд；) 和くん本気モードに入ったのねぇ〜そして、ちょとチャラい潤くんっ♪会える！？楽しみっ♪(ﾉ∀｀*) (2017年2月7日 20時) (
レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» 翔さんもカズくんもあざといっていうか可愛めですよね、ふふふ笑笑 カズくんずるい！！！！！！笑 (2017年2月7日 17時) (レス) id: f1c024cd74 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - ちょっと自分の事を話してくれた主人公ちゃん…。好きな方となんか焦る翔くんに私も笑った( ﾟεﾟ；)(笑) 首をかしげてキュルンってして和くんっ……それされたらしゃべるよね…(*´艸｀*) (2017年2月3日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - *-eni-*さん» あのモデルー！何を言ったんでしょう(-.-)y-., o O顔がどタイプ〜潤くーーーん！(笑) (2017年2月3日 1時) (レス) id: f1c024cd74 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - 主人公ちゃん何を言われたんだぁ！？( ・`д・´)全くあのモデルめぇ〜！(笑) うんうん♪あるよねぇ〜顔がねっドタイプな人(*´艸｀*) (2017年1月22日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2016年12月30日 0時
