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「そう、だったんですね…」
櫻「ん、だからね…担当が羽野さんだって聞いて…」
超ガッツポーズしたからね、って、照れくさそうに笑う。
ガッツポーズ？櫻井さんが？ほんとに？！
「櫻井さんて」
櫻「ん？」
「あんまり、お話されない方なのかなって思ってました…」
櫻「…そう？」
「クールで、パリッとしてて、ちょっと…こんなこと言ったら失礼ですけど、近づきがたいところもあるのかなって」
そういえば、まだ手繋いだままだった。
自然すぎて忘れてた。
「でも…」
櫻「ん？」
「今はそうは思わないです」
櫻「そうなの？」
「櫻井さんて…可愛い方だなぁって」
櫻「アハハ！俺、可愛いの？」
「あ！いえ、その、変な意味じゃなくて、あの…」
櫻「ハハ、大丈夫、喜んで良いヤツでしょ？」
「そう、そうです…！いい意味で…」
櫻「ありがと」
優しく、嬉しそうに笑う。
ほらね、可愛いでしょ？
.
櫻井さんの指がちょっと動いて、柔らかく私の手の甲を撫でた。
櫻「羽野さん」
「はい…」
櫻「いや…」
Aちゃん、って呼び直される。
向き合って、真っすぐ見つめられて、ゆっくりゆっくり、近づいて。
ぎこちなく、ふんわりと…抱き締められる。
櫻「あの……」
「…はい」
.
櫻「すげぇ、好き…です」
.
自信のなさそうな声。
櫻「今度は最初から…手繋いで、デートしませんか」
嘘。夢みたい。
.
抱き締められてるのも、好きって言葉も、今の一言も、全部が。
贅沢だって思ってた欲望を、一気に満たしていく。
.
「…はい」
櫻「ん。…よかった」
「フフ…」
触れている櫻井さんの胸から、鼓動が伝わってくる。
ドキドキ、ドキドキ、って忙しなく動いていて、私と同じなんだって思ったら嬉しくなった。
櫻「ついでに、今から…」
「…ん？」
櫻「…俺んち、来ませんか」
直球のお誘いに、ギュインって心臓が動いた。
帰したくねぇ、ってさっきの言葉…本気だったんだ。
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翡翠 - すごくいいお話だと思います‼︎見ててキュンキュンしました。松潤大好きなので嬉しい❤︎ (6月2日 20時) (
レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - あかりさん» はじめまして！確かにそうですよね！最近はただ明るくて可愛いだけではなく大人の色気や落ち着きがプラスされて、セクシーとキュートとクールどの魅力も感じられる相葉くん。こんな先輩がいたら仕事も楽しいはずですね♪笑 (2017年6月20日 21時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - shiさん» はじめまして！コメントありがとうございます♪かっこよくて甘い翔くんを書きたかったので、そう言って頂けると嬉しいです(〃ω〃) (2017年6月20日 21時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - 嵐loveさん» ひとつひとつ読んでくださって本当にありがとうございます（泣）それぞれで楽しんでいただけたのかなと思うととっても幸せです♪ありがとうございました！！！ (2017年6月20日 21時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぽろ(プロフ) - まいさん» ありがとうございます♪♪翔くんお待たせしてごめんなさい（；＿；）何度でも見て頂いて何度でもキュンキュンしちゃってください(〃ω〃)なんちゃって♪笑 (2017年6月20日 21時) (レス) id: b5f3846dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2017年4月30日 1時
