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side 深澤
｢ごめん｣と俺に言ったAを見て、黙って見守るのもそろそろおしまいにした方がいいのかもしれないと思った。
とは言ったって、今まで翔太たちに合わせるように厳しく接していたのに急になんて声をかけるべきか悩んでいたらAの元へ近寄って行く目黒が視界の端に見えた。
目黒「Aさん以外みんな男ってほんと？」
『あーほんと笑』
阿部「家でもグループでも男ばっかなんだね」
いつの間にかそこに阿部もいて、お前も俺と同じなのになんでそこに入れるんだよって八つ当たりしたくなった。
しかもなんか3人でAの兄弟の話で盛り上がり始めてるし、俺が話しかけるタイミングは完全に無くなったらしい。
『あ、1個下が確か目黒と同い年』
目黒「まじ？」
阿部「確かって何？笑」
『人数多いから覚えられないんだよね』
目黒「誕生日とかは覚えてるの？」
『下の子はプレゼントあげるから覚えてるけど、上は覚えてない笑』
今まで話そうとしなかったくせに、楽しそうに兄弟の話をするAを見てなぜか悔しかった。
なんで、急に。
Aにも何か心境に変化があったんじゃ無いかと思うと、それが悪い方に行かなければいいなと願うしかなかった。
目黒「喧嘩とかは？」
『私は無いかな。でも、大体巻き込まれる』
阿部「なんか想像つく笑」
『巻き込むくせに、気づいたら仲直りしてて私だけモヤモヤしたままってこと結構あったなー』
家でもそうなんだ、と納得してしまう。
自分の気持ちは後回しで遠慮ばっか。
聞こえてくる限りかなり自由な兄弟に囲まれて、たくさん我慢してきてる。
それも無意識に近いほどに。
その度の過ぎる優しさは大家族の4番目だからなのだろうか。
そう言えば、樹も4番目だったな。だから仲良いのか。
『だからかもしれないけど、結構落ち着くんだよね。実家と似てて』
阿部「そっか…」
目黒「確かに、俺ら結構うるさいもんね」
噛み締めるように言った声が聞こえてきて持っていたスマホを落としかけた。
なんで忘れてたんだろう。
そうだよ、AってSnowManのこと大好きじゃん。
俺らが迷っていた時も、一度も辞めたいとは言わなかったんだよ。
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りーむ(プロフ) - ねぎとろさん» はじめまして。ありがとうございます！少し時間に余裕が出来たので更新頻度上げられたらなんて思ってますので今後の展開も楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2月25日 12時) (
レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - 目黒みなみさん» うわぁ泣かないで…。それだけ感情移入してくださっているなんて嬉しいです(T T) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - みぃ〜さん» はじめまして！作者も書きながら感情移入しすぎて胸が締め付けられております…(笑)ありがとうございます！励みになります(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - mskmnm626さん» はじめまして！楽しんでいただけていて嬉しいです！ありがとうございます(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ - 初めまして、お話を読んでいてハラハラドキドキが止まらず…あっという間に読み終わってました…忙しいかと思いますが応援しています！！頑張ってください！！ (2月24日 3時) (レス) @page48 id: c72133fc5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーむ | 作成日時：2023年11月8日 20時
