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目黒「誰も怒ってないよ」
『…そ』
目黒「翔太くんだって、本気で言ったわけじゃないって」
『ううん、あれは本気だったよ。それくらい分かる』
分かってないよ。
翔太のあれは、ただの嫉妬だよ。って言えたらいいんだけど、それも翔太が言わないときっと意味ないんだよね。
もちろん俺らも嫉妬してるよ？ずっと。
メンバーなのにこれ以上は近づけなくて、メンバーでは無いけどなんでも知ってるSixTONESが居て。
それも自分達がAに厳しく接していたせいだってことも分かっているけど、受け入れたくない自分もいて。
『でも、いいんだよ。それで』
勝手に納得して笑う姿が辛かった。
翔太の笑い声が楽屋に響くほどAの笑顔はぎこちなくなった。
もしかして俺は、Aのことをずっと勘違いしていたんじゃないかって情けないけどこの時初めて思ったんだ。
だから、耐えきれなくなって俺もAと目黒の近くに座った。
『お、阿部ちゃんだ。珍しい。明日雨？』
阿部「明日は晴れです。これくらいで雨降らない」
『へー』
聞いといてなんだよ、その間抜けな返事。
相変わらず俺には全く興味ないのね、あなた。
『そういえばあべべさ』
阿部「あべべって…笑」
その呼び方、誰から移ったんだよ全く。
本当にわかってないんだな。
お前はSnowManだよって、俺たちのだからって、ちゃんと言わないと分かってくれない？
『ねぇ、聞いてないでしょ？』
阿部「あ、ごめん。なんて言った？」
『別にいいけど。この前収録であったプロデューサーさんが阿部ちゃんのこと褒めてたよって。それだけ』
阿部「そっか、教えてくれてありがと」
『いいえー』
俺と目が合っているようで、合っていない。
俺の後ろの方に向かう視線の先には翔太がいる。
俺との話に集中していないのはそっちもでしょ。
目黒「ねぇ、俺気になってたんだけどさ」
『ん？』
目黒「兄弟の話聞きたい」
『あー。別に話すようなことないって』
目黒「あるでしょ。12人は多いから」
『そう？慣れれば少ないよ』
空気を読んでくれた目黒に救われた。
あれ、俺結局何がしたかったんだろう。
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りーむ(プロフ) - ねぎとろさん» はじめまして。ありがとうございます！少し時間に余裕が出来たので更新頻度上げられたらなんて思ってますので今後の展開も楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2月25日 12時) (
レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - 目黒みなみさん» うわぁ泣かないで…。それだけ感情移入してくださっているなんて嬉しいです(T T) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - みぃ〜さん» はじめまして！作者も書きながら感情移入しすぎて胸が締め付けられております…(笑)ありがとうございます！励みになります(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - mskmnm626さん» はじめまして！楽しんでいただけていて嬉しいです！ありがとうございます(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ - 初めまして、お話を読んでいてハラハラドキドキが止まらず…あっという間に読み終わってました…忙しいかと思いますが応援しています！！頑張ってください！！ (2月24日 3時) (レス) @page48 id: c72133fc5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーむ | 作成日時：2023年11月8日 20時
