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side 宮舘
盛り上がるメンバーを見ながら、その輪には入ろうとしないAが視界の端に見えた。
絶妙に気まづそうな顔をしてただ立ち尽くすように。
宮舘「A、おいで？」
『…え？あ、うん』
輪に入れるように隣に呼んだ俺に、当たり前にAは驚いた反応をした。
昔からAに厳しくしていた俺らだけど、
でも俺は翔太や佐久間みたいに厳しくは出来なかった。
それでも、無関心を装うように一定の距離感を保ち続けていた俺は、別の意味でAに厳しかったんだろう。
その証拠に、Aは絶妙な距離感を保ったまま隣に座ったから胸が痛くなった。
目黒「これほんと？」
『…え？どれ？』
目黒「8人兄弟ってやつ」
『あー。12人ね』
佐久間「え！？10人だったよね！？増えた！？」
『1番下が今3歳で、双子』
佐久間「だからか！？」
自然と会話に入れた目黒や、今では自然と話す事が多くなった佐久間を見て、もしかしたら置いていかれてるのは俺だけなのかもと思った。
そんな俺の気持ちを表すかのように隣にいた翔太のため息が聞こえて来て、少なくとももう1人いると思い少しだけ安心した。
渡辺「…やっぱSixTONESと仲良いな」
この場にいる誰もが思っていた事だった。
投稿の中に時々見えるファンの子たちの素直な気持ちも、痛いほど分かっているから誰も触れなかった。
もちろん翔太が黙っていられる訳もなく呟いた言葉は、ザワザワとしていた場を一瞬で静かにして、Aがゆっくりとこちらに振り返った。
『…翔太くんだって仲良いじゃん』
渡辺「でもお前のこれはさ、知らねぇやつが見たらお前のことSixTONESだと思うよ」
『…なにそれ、今更』
傷ついたような、申し訳ないような、なんとも言えない表情だった。
1度口に出してしまえば止まらなくなったのか、翔太はAを攻めるように更に問いかけた。
渡辺「…残念だったな、SnowManで」
『…は？』
渡辺「SixTONESだった方が楽しいって思ってんだろ？だから悪かったなって」
『本気で言ってんの…？』
突然漂うピリッとした空気に加入組が心配そうな顔をする。
特に美々やラウールは泣きそうな顔だ。
それに対して俺らは、こうなった時の翔太とAは手に付けられないからと案外冷静だった。
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りーむ(プロフ) - ねぎとろさん» はじめまして。ありがとうございます！少し時間に余裕が出来たので更新頻度上げられたらなんて思ってますので今後の展開も楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2月25日 12時) (
レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - 目黒みなみさん» うわぁ泣かないで…。それだけ感情移入してくださっているなんて嬉しいです(T T) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - みぃ〜さん» はじめまして！作者も書きながら感情移入しすぎて胸が締め付けられております…(笑)ありがとうございます！励みになります(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - mskmnm626さん» はじめまして！楽しんでいただけていて嬉しいです！ありがとうございます(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ - 初めまして、お話を読んでいてハラハラドキドキが止まらず…あっという間に読み終わってました…忙しいかと思いますが応援しています！！頑張ってください！！ (2月24日 3時) (レス) @page48 id: c72133fc5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーむ | 作成日時：2023年11月8日 20時
