おれんじ。 ページ13
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side 向井
俺はAちゃんがちょっとだけ怖い。
SnowManに加入する前から、SnowManとは何度か仕事で会うこともあった。
東京でSnowManとSixTONES、そして関西Jrが少年たちという舞台をやることになった時、
Aちゃんは女の子だからって理由で舞台に出させてもらえなかった。
『なんでですか？私できますけど』
『それって私が男演じればいい話じゃないんですか』
『今すぐにでも坊主にしてきましょうか？』
稽古初日、出ないはずのAちゃんが稽古場にいて
なんやようわからんけど大人とめちゃくちゃ揉めてた。
当時のAちゃんは、髪の毛も金髪でピアスも開いてて今よりもだいぶイケイケな見た目。
そんな20歳くらいの女の子が、大人に向かって怯まず正論言っててちょっと怖かったって記憶。
向井「あの時のAちゃんほんまに怖かった」
深澤「あーあの反抗期ね」
ラウ「Aちゃんも反抗期あったんだ」
深澤「厄介だったよ、あいつの反抗期」
阿部「イカつい見た目でド正論の言葉攻めね。しかも、淡々と」
深澤「反抗するの疲れたって急にその時期終わったよねー」
SnowManのメンバーって今では考えられないくらい昔怖かったって有名やけど、
もちろんAちゃんも例外ちゃうかったのよ。
今はびっくりするくらい別人みたいになってるけど、
『舐められんな。最初が肝心』
『康二くんはそんなもんじゃない。絶対できる』
たまに、俺の背中を叩くAちゃんに昔の片鱗が見えたりもする。
美々ちゃんが泣いてる時も、｢は？泣かせたの誰？｣って呟くの、ちょっと、いや、だいぶ怖いで？
「Aちゃん、違う。足ぶつけただけ…」
『あ、そうなの？大丈夫？』
声のトーンの変わりようが、オカンが電話出る時並やねんて。
そんで美々ちゃんがぶつけた机の足に向かって、｢なんだよこいつ｣って謎にキレてる。
阿部ちゃんも笑いこらえとるやん。
『いでっ、…くっそ』
そんで自分も同じように足ぶつけてキレてる。
なぁ、もしかしてAちゃんって、
ちょっと、いや、だいぶ面白い人なのかもしれへん。
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りーむ(プロフ) - ねぎとろさん» はじめまして。ありがとうございます！少し時間に余裕が出来たので更新頻度上げられたらなんて思ってますので今後の展開も楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2月25日 12時) (
レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - 目黒みなみさん» うわぁ泣かないで…。それだけ感情移入してくださっているなんて嬉しいです(T T) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - みぃ〜さん» はじめまして！作者も書きながら感情移入しすぎて胸が締め付けられております…(笑)ありがとうございます！励みになります(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
りーむ(プロフ) - mskmnm626さん» はじめまして！楽しんでいただけていて嬉しいです！ありがとうございます(^^) (2月25日 12時) (レス) id: 489a31cabe (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ - 初めまして、お話を読んでいてハラハラドキドキが止まらず…あっという間に読み終わってました…忙しいかと思いますが応援しています！！頑張ってください！！ (2月24日 3時) (レス) @page48 id: c72133fc5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーむ | 作成日時：2023年11月8日 20時
