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✱✱
4時間目が終わり、お昼休み。
購買に食料を求めに向かう私の行方を
誰かの体が阻んだ。
ぱっと顔を上げると、
目の前にはなんだか落ち着かない様子の稜雅くん。
何かを言いたそうにモジモジして
と思えば急に決心したような顔。
ふぅ、と深呼吸した彼は
さっきまで閉ざされていた重い口を開いた。
『……今日の放課後、あいてる？』
「え？あ、えっと、うん。あいてるけど…」
『…で、デートをしましょう！』
大きな声が教室に響きわたった。
クラス全員に聞かれたであろう
デートの約束。
急に恥ずかしくなって
顔を赤く染める彼を見て
私まで顔が真っ赤で。
「し、しましょう……デート。」
ボソッと照れ隠しのように返事をする。
『……じゃ、あのー、放課後にまた。』
そう言うと
そそくさと廊下へ出て行ってしまった。
ポカンと少しの時間を過ごせば
後ろからはかい君の声。
『やっと、誘ったかー。
これで一安心かな。
Aちゃん、顔ニヤけてるよ？
そんなうれしい？』
お見通しだよ。と言わんばかりの
確信的な笑みで問いかけるかい君に
少しイラっとしつつも
内心は嬉しすぎて
飛び跳ねてしまうんじゃないかってくらい
気持ちが高揚していた。
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チャイ(プロフ) - はるさん» どうしましょう。嬉しいです！ありがとうございます！！ (2017年1月8日 0時) (
レス) id: a9ca310c42 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初めて読みました！とても良くて感動しました！投稿頑張ってください！ (2017年1月8日 0時) (レス) id: 3a9953bfa1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴい。(プロフ) - チャイさん» うん、頑張る。（笑） (2017年1月7日 2時) (レス) id: 0fb39bef23 (このIDを非表示/違反報告)
チャイ(プロフ) - ぴい。さん» ほんとだ（笑）タメ口でいいのよ！ (2017年1月6日 21時) (レス) id: a9ca310c42 (このIDを非表示/違反報告)
ぴい。(プロフ) - チャイさん» いやもう、こちらこそいつもありがとうございます、、。てか結局タメ口なってへん（笑） (2017年1月6日 16時) (レス) id: 0fb39bef23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャイ | 作成日時：2017年1月6日 1時
