青の彼 ページ15
大学での模試が終わり
そのままバイトに向かったから
お腹は減ってるし
疲れはピークに達していて
これはもう、
お家についたら
ベッドに直行パターンだな。
とか考えながら歩く帰り道。
一人暮らしをしてるマンションの前につくと
自分の部屋に明かりが灯っていて
もしかしてと
さっきの疲れなんて忘れて
一目散で部屋へ向かう。
玄関のドアを開けると
『Aおかえり〜！お疲れ様。』
満面の笑みで迎えてくれた彼。
「ただいま！海くん。
今日は来ないと思ってたのに。」
『今日、お休みなってさ。
だから、模試とバイトで
疲れて帰ってくるAのこと
お出迎えしたくて。
何も言わず来ちゃった！』
来ちゃった、って。
可愛すぎかよ。
と思いつつ、
いつも何気ない一言に癒やされる。
『それからね！』
話を続けながら
私の腕を引っ張り
キッチンの方へ向かう。
『じゃーん！オムライス作ったの！
どうせ、ご飯食べてないだろうなって。
いつも、美味しいご飯作ってくれるから
そのお礼の意味も込めて！！』
なんて、いい子なんだ。
海くんの手料理ってだけで
幸せな気持ちが満ちてくる。
美味しそうな匂いが
鼻の奥をくすぐる。
さっきまで
ベッドに直行パターンだとか
思っていたのに、
今はもう、食欲を満たすことと
作ってくれた海くんへの感謝で
頭がいっぱいだった。
『早く食べよ！』
「うん！食べたい！！」
お互いに向き合ってテーブルに座り、
「『いただきます。』」
スプーンで口に運ぶと
トロっとした卵と丁度いい味付けのチキンライスが
私の食欲を満たしていく。
これが海くんのオムライス…
美味しすぎる。
「海くんのオムライス美味しい。
私も作れるようになりたい。
今度一緒に作ろ！！」
『ほんとに！？美味しい！？
良かった〜。
うん、今度は一緒に作ろうね。
Aの料理も俺に教えて！』
幸せな気分を纏った2人の
幸せな夕食の時間。
fin.
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チャイ(プロフ) - 弥空さん» そう言っていただけて、嬉しいです。本当に、リクエストありがとうございました！！ (2016年6月3日 8時) (
レス) id: a9ca310c42 (このIDを非表示/違反報告)
弥空(プロフ) - ありがとうございました！とっても良かったです！ (2016年6月3日 6時) (レス) id: 156dac7b94 (このIDを非表示/違反報告)
チャイ(プロフ) - 弥空さん» リョウガさんが、先生！なるほど！一生懸命書かせていただきます！！ (2016年6月3日 0時) (レス) id: a9ca310c42 (このIDを非表示/違反報告)
弥空(プロフ) - リョウガさんが教師で生徒との秘密の恋をするという話が読みたいです！ (2016年6月2日 23時) (レス) id: 156dac7b94 (このIDを非表示/違反報告)
チャイ(プロフ) - 弥空さん» リクエストありがとうござます。どのような感じとかありますでしょうか？もしございましたら、教えてください！ (2016年6月2日 21時) (レス) id: a9ca310c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャイ | 作成日時：2016年5月30日 21時
