”TRUST” 別館 -JJ- ４１

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司「はい、では次にユ・セリさん、お願いします。」


セ「ユ・セリです。よろしくお願いいたします。

先程のご質問に、ジェジュンさんに代わりまして、わたくしがお答えいたします。」


え？


セ「ジェジュンさんの奥さまは、とても素敵な方だとお伺いしております。

なので、今回のこのCMでのわたくしたちの演技にも、寛大なご理解を頂いていると思っております。

奥さまも羨むような大人なCMにしたいですね。

年齢はわたくしの方が上ですけれど、この世界ではジェジュンさんのほうが先輩ですので、こちらの方こそ色々と勉強させていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。」


司「はい、ありがとうございました。

ジェジュンさんが『大人の味』のCMに挑戦されるという前評判の上、今日本でも大ブレイクなさっているセリさんが加わり、今まで以上に大きな波紋を呼びそうですね。」


おいおい、チョコに視点を持っていけよ・・・


で、なんでおまえがオレの奥さんのことをとやかく言うんだ・・・

なんて思いながらも、顔は笑顔を作る。


最後にセリと握手して、ハグをして・・・

これは韓国では当たり前なんだけど、会場からは、どよめきとフラッシュの嵐が起こった・・・


しまった・・・

ここは日本だった・・・


つい・・・


まぁいいか・・・

いい宣伝材料になるよな。


案の定、終わってからスポンサーに”やってくれるね〜”と、褒められた・・


マネ「お疲れ！

ユ・セリだったとはな〜

おまえも運がいい。」


　「運？」


マネ「韓国はもちろん、今や日本でもひっぱりだこのセリだ。

組んだら大ヒット間違いないぞ。

便乗で歌でも出すか！」


　「出さないよ！！」

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