”TRUST” ５８ -JJ- (ページ39)

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帰るページ39

ノソノソと起きだして、荷物をまとめる・・・

朝一の飛行機って何時なんだろ・・・

そういえば、自分で飛行機のチケットとか取ったことあったっけ・・・

いつもジェジュンや他の人任せだった・・・

自分で何でもできるようになっておかないとね。

いつ何がどんなふうに起こるかもしれない。

そう、今みたいに・・・

ホテルのカウンターで教えてもらおう・・・

ジェジュン、ほんとに戻ってこなかった・・・

ユンヘさんの言ったように・・・

ううん・・お仕事だからよ・・・

普段でもこんな時間になることもあるじゃない・・

帰ってこないこともあったじゃない・・・

わたしのいるここでそんなことあるわけがない。

その時、カードキーで鍵を開けられた音がした。

夕べのことがあって、身構える・・・

ユンヘさん！？

こんな朝早くから・・・？

なんなの・・・！？

わたしが帰ったか確かめに来た！？

ドアの開く音がする・・・

　「今から帰るところですから！！

もう、これ以上何も言わないで！！

お願い・・・」

ドアに向かって叫んでいた・・・

JJ「A！？」

　「ジェジュ・・ン・・・？」

JJ「ごめん！！

今になっちゃった・・・

大丈夫？」

　「ジェジュン！！

ジェジュン！！」

入ってきたジェジュンに抱きつきに行く・・

JJ「帰るってどういうこと・・？」

　「お仕事の邪魔はしたくないから・・・

ごめんなさい・・・」

JJ「なんで？

邪魔なんかしてないじゃん。

てか、何言ってんの？」

ジェジュンの胸でひとしきり泣いた・・・

　「ごめんね、ごめん・・・

泣いたらまた迷惑かけちゃうのに・・・

わたし、帰るね・・・？」

JJ「ちょっと待って！？

だから、何言ってんのって！！」

泣いてばかりでなかなか話せないわたしを、ジェジュンはベッドに座らせる・・

そして、優しく抱きしめてくれて、背中を摩ってくれて・・・