”TRUST” ５８ -JJ- (ページ29)

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打ち合わせ -JJ side- ページ29

ユンヘの部屋で、明日の予定を煮詰めていく。

その前に、ホテルに戻ってきたということをAに連絡しておこうと携帯を出した。

すかさず、ユンヘが”今は仕事中です。携帯はしまってください！！”と言う・・・

確かにそうだけど・・・

しぶしぶ携帯をテーブルの上に置いた・・・

はぁ・・休憩の時にしよう・・・

何かあったら連絡してくるだろう・・・

ソンカメラマンとユンヘの意見がまた対立する。

ユ「そうおっしゃいますけど、その場面ではこの色がバックの方が、ジェジュンは映えるんです！！」

ソ「ジェジュンの着ている服が映えなきゃ意味がないって言ってるだろ！！」

ユ「ジェジュンが前にでないと、洋服も引き立たないんですよ！？」

スタッフとオレは蚊帳の外・・・

顔を見合わせてるだけ・・・

ユ「そこまで言うなら、ほら、ジェジュン！！

明日着る洋服を着てみて！！」

　「え？今！？」

ユ「やってみないとわからないわ。」

ソ「照明もないし、バックもない！！」

ユ「バックになる同じ生地を持ってきています。」

ユンヘの仕事に対する根性はすごいと思うけど・・・

ユ「はい、これ着て！！」

洋服を渡される・・・

　「ここで？」

ユ「なによ。

脱ぐのが恥ずかしいの？」

　「いや、そういうわけじゃないけど・・・」

しかたないから着替える・・・

素っ裸になるわけじゃないからいいけど・・・

ユ「着替えたら、そこに立って。

そこのあなた、これ持って！！」

そばのスタッフが声をかけられた。

誰もユンヘには逆らえない・・・