”TRUST” ５８ -JJ- (ページ22)

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誰！？ページ22

ん・・・

何か物音がする・・・

ジェジュン・・・？

音のするほうに顔をむけて目を開けると・・・

クローゼットを開けてる人がいて・・・

ジェジュンじゃないのは一目瞭然！！

女の人！！

声もでない・・・

固まってると、その人は振り返ってわたしと目があった・・・

　「あ、ミアネ～！！

ごめんなさい！！」

笑顔だ・・・

　「だ、誰ですか・・・？」

ユ「スタイリストのユンヘです。

いつもジェジュンとお仕事一緒にしてます。」

そうだ・・・

この人、ジェジュンのスタイリストさん・・・

近くで見ると、ますます綺麗さが増す・・・

　「あ、お世話になってます・・・

けど、どうしてここに・・・」

まだちゃんとわけがわかってないわたし・・・

ユ「今、あちらからホテルの部屋に移動してきました。

打ち合わせをしています。

ジェジュンのアクセが必要になりました。

わたし、取りに来ました。」

　「え・・・

アクセって・・・」

アクセサリー？

ジェジュンの私物・・・？

ユ「打ち合わせ、もうすぐ終わります。

待っててください。」

にっこりと微笑んで出て行った・・・

悪びれたそぶりもなかった・・・

当たり前のように居て、当たり前のようにクローゼットを開けて、当たり前のように彼の鞄を触っていた・・・

勝手に・・・？

いくらなんでもそんなはずはないよね。

ジェジュンがカードキーを渡して頼んだの・・・？

一言連絡をくれれば・・・

って、わたし、寝てたんだった・・・

また気付かなかったのかな・・・

携帯を確かめる。

何も連絡が入ってない・・・

どうせ眠ってると思うし、静かに入ったらわからないからとか言ったの？

けど、アクセサリーなんて自分で取りに来ればいいじゃん・・・

あれ？

今の彼女のカーディガン・・・

見たことある・・・

あれ、もしかしてジェジュンのじゃ・・・

なんで彼女がジェジュンの服を着てるの？

もしかして、お揃い・・・？

それに、ホテルの部屋でって言った・・・

彼女の部屋・・・？

ううん・・そんなはずないよね。

カメラマンさんとかも一緒なんでしょ？

色々なことが頭をまわる・・・