”TRUST” ５８ -JJ- (ページ16)

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テンション -JJ side- ページ16

Aをなんとか仕事場につれてきたものの・・・

入院してたとか聞かされて。

それを見抜けなかったオレもオレだけどさ。

調子が悪そうなのはずっとつわりのせいだと思ってたし・・・

それは、こっちに戻る前からのことだったし・・・

大丈夫だって言うけど、気になってしかたない。

集中しないといけないのに・・・

ソンカメラマン「ジェジュン！！どうした？

さっきまでの調子はどこ行った！

奥さんが来たからって気を抜くんじゃない！！」

　「すみません・・・」

ユ「ちょっと待ってください。」

また止められる・・・

ユ「顔色が悪くなってるのよ。

ちょっと直すわね。

奥さまがいらしたら、もっとテンション上がるんじゃなかったの？」

　「いや、ちょっと・・・」

ユ「なんのために呼んだのよ・・・

こんなんじゃ、帰ってもらうわよ。」

　「なんでおまえに・・・」

ユ「仕事に差しさわりが出てるじゃない。

みんなは調子よく”呼べ呼べ！”なんて言ってたけど、わたしは反対だったのよ・・・

はい、ＯＫです！！」

　「ユンヘ・・・」

向こうのドアから入ってきたAを見たときは、めちゃくちゃテンションが上がったんだけど・・・

話を聞いたら・・・

いつもオレに相談しないで・・・

心配かけるとかなんとか・・・

いつ話してもどっちみち心配かける時はかけるじゃないか・・・

ソ「ジェジュン！！」

　「あぁ、すみません！！」

考えるな、余計なことは考えるな・・・

　「すみません、ちょっと冷たいもの口にしてきます・・」

ソ「５分だぞ。」

　「はい、すみません・・・」

控え室に続くドアを開ける。

Aが心配そうな顔でオレを見ているのが目に入った。

そして、後ろからはユンヘがついてくる・・・