”TRUST” ５８ -JJ- (ページ15)

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しまった... ページ15

JJ「疲れてない？

大丈夫？

ドゥリも大丈夫？」

　「うん・・・大丈夫・・・」

JJ「そういえば、オレが日本を立つときよりも、顔色よくなってる・・・

オレがいないとそんなに楽なわけ・・・？」

　「違っ！

なんで、そんなふうに・・・」

JJ「だから、こっちにくるのも渋ったの？」

　「違うから！！

実は・・・」

JJ「なに？」

　「あの・・今だから言えるけど・・・

入院してたの・・・」

JJ「入院！？

ドゥリム！？」

ジェジュンの顔色がかわった・・・

　「違うの！！」

JJ「どうしたの！？

来て大丈夫だったの！？

ドゥリ、ここにいるんだよね！？」

わたしのおなかに手をあてて、矢継ぎ早に聞いてくる・・・

　「大丈夫だから！！

ちょっと落ち着いて・・・？」

JJ「入院なんて、落ち着いてなんかいられるわけないじゃん！！

なんで知らせないのさ！！

いつもいつもそうじゃん！！」

　「ごめんって・・・」

JJ「だから、どうしたんだ？って聞いてる！！」

　「あのね・・・」

ス「ジェジュンッシ～！！」

JJ「ちっ、休憩終わりだ・・・

とにかく、大丈夫なんだね？」

　「うん・・・」

JJ「もう・・・

あとでちゃんと聞かせてよ？」

　「はい・・・」

わたしの返事を聞かずにさっきの場所に駆けていった・・・

しまったなぁ～

あとでゆっくりできるときに言えばよかった・・・

さっきよりも、カメラマンさんからの声の調子が少し違うように思う・・・

スタイリストさんの入る回数も増えたように思う・・・

集中できてないのかな・・・

そんなことを考えている時、ジェジュンがカメラマンさんのほうに近づいていって、何か話した。

そして、奥のドアから消えた・・・

後ろからあのスタイリストさんがついて行く・・・

やっぱりずっと一緒にいるんだ・・・