静かにね ページ27
Aがいる・・・
オレの隣で眠ってる。
昨日は疲れたんだろうな。
頑張ったね。
ドアがノックされて、看護師さんが入ってくる。
口に人さし指を当てて、”静かにね”って言った。
Aを覗きこんで、”点滴はもういらないんじゃない(笑)？”なんて言ってる。
”そうかも。今日帰れる？”そう聞いたら”聞いてみますね。早く帰りたいよね〜(笑)”と言われた。
体温、血圧を測って、”大丈夫ですね”と言って出ていった。
熱も下がってる。
きっとA効果だ。
Aが動く。
ますますオレに寄り添ってくる。
昨日、リナに、Aといる時のオレは子供だって言われたけど、今はAが子供みたいだよ。
おでこにかかった髪をあげて、キスをする。
A「ん・・・」
｢おはよ。｣
A「え？寝ちゃった・・・
朝！？」
｢うん。朝。｣
A「そのままだ・・・」
昨日のままってことなんだろう。
だって、着替えも何も持ってきてないんでしょ？
家に帰ったらあるから大丈夫だよ。
｢今ね、今日帰っていいか聞いてもらってる。｣
A「聞いてもらってるって・・・
ここに看護師さん来たの！？」
｢うん。夜中に何回か点滴の交換しに来たし、今も、朝の問診に来たよ。｣
A「うっそ・・・
わたし、こんななのに？
なんで起こしてくれないの！？」
｢いいじゃん。
ここの人はみんな守秘義務をちゃんと守ってくれる。｣
A「そんな問題じゃない！！
一緒に・・・一緒に・・・ベッドで寝てるって・・・
せっかく簡易ベッドも入れてもらったのに・・・」
｢っは！やっぱりAは楽しいな。
どんだけ見てても飽きない。
百面相だし。｣
そう言ってぎゅ〜っと抱きしめた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rinrin(プロフ) - hiRoさん» リナちゃん、素直ないい子でよかったですｖまわりのみんなも認める頑固さですよね〜(#^.^#) (2014年5月6日 10時) (
レス) id: 8ca1bba589 (このIDを非表示/違反報告)
hiRo(プロフ) - リナさん、ややこしい人でなくってよかったぁ。しばらくは 二人のすったもんだ 見れますか？ 私、頑固だからなぁ(^_^;) (2014年5月3日 8時) (レス) id: 95c74212da (このIDを非表示/違反報告)
rinrin(プロフ) - ヨッチさん» 次章で今二人きりになった場面を更新して来ました！ありがとうございます！！ (2012年7月22日 0時) (レス) id: b5d804093a (このIDを非表示/違反報告)
ヨッチ(プロフ) - 早く2人きりにしてあげてー＼(^o^)／ (2012年7月22日 0時) (レス) id: 9fa08d5be0 (このIDを非表示/違反報告)
rinrin(プロフ) - ジェジュミさん» 帰れましたね〜二人っきりだと思いきや…(^_^;) (2012年7月21日 13時) (レス) id: b5d804093a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rinrin
| 作者ホームページ：http://profile.ameba.jp/rin-t-201103/
作成日時：2012年7月15日 0時
