それでも愛してる(赤)Ⅲ【完結】 (ページ9)

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今日は関ジャニメンバーが結婚祝いに来てくれる事になった。

「何がいいかなぁーー」

スーパーでお買い物。

「亮ちゃんは唐揚げでしょーー」

「決定なんや笑」

すばるが車椅子を押しながらゆっくりと進んでくれる。

すばるは結婚発表してからさらに変装をしなくなった。

自分の事オーラを消す事が出来るってよく言うけど全く出来てない笑

それに車椅子だから余計に目立つ。

「あのー、、、すばるくんですか、、？？」

中学生か高校生の女の子がいかにも緊張しながら聞いて来た。

ほら、、バレたじゃん、、

「せやで笑」

「やっぱり！！めっちゃ好きです！！！」

「ありがとう」

「会見、、凄く感動しました、、
奥さんですよね、、？」

私はどきっとした。

「..はい」

「凄く素敵な方ですね、、結婚発表されてから複雑な思いだったんですけどお二人お買い物してる姿見てたら微笑ましくて、、私も将来こんな夫婦になりたいって思いました。
お幸せに！」

彼女は目を輝かせながら一生懸命伝えてくれた。

こんな事思ってくれるなんてなんていいこなんだろう、、

私は涙をこらえながらすばるの手を借りて彼女に抱きついた。

「お前何してんねん笑」

「大好き」

「私もです！笑」

「ごめんなー笑変なやつで笑」

「いえ、、凄く素敵な方です」

「すばるもほら」

すばるは、えーーっていいながら彼女を抱きしめた。

彼女は目が飛び出しそうなくらいびっくりしてた。

感激してそのまま帰って言った。

「A、、やっぱ最高」

すばるは私の頭を撫でて軽いキスをした。

なにに最高って言ったか分からなかった。

だけど、すばるはニコニコしながら車椅子を押した。