それでも愛してる(赤)Ⅲ【完結】 (ページ5)

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みんなは現場に向かい、すばると私だけになった。

「仕事は？？」

「気にすんな」

すばると私は車を降り、パーキングに用意されてたすばるの車に乗り換えた。

「懐かしい、、」

「ほんま？笑」

「匂いとか、、落ち着くー！」

「なぁ行きたいとこあんねんけど寄ってええ？」

「ん？？いいけど、、」

すばるはなにも話さなくなった。

ただ真っ直ぐ前だけを見てた。

着いたのは前にすばると来た海だった。

「懐かしいー！やっぱり人いない！笑」

ちょうど夕日が綺麗に海に重なって凄く綺麗だった。

車椅子を止め、私の前まできてひざまづいた。

「なぁ、、俺これからもめっちゃサポートするし、しわくちゃになるまで一緒に居たい」

「私も」

「大好き」

「私も」

すばるはゴソゴソとポケットから指輪を出した。

『『結婚して下さい』』

「、、合わしてくんなやぁーー泣」

「だって、私だってプロポーズしたいもん」

「台無しやん、、」

「付けて？」

すばるは私に結婚指輪を着けてくれた。

「綺麗、、ありがとう、、
これから沢山迷惑掛けると思うけど宜しくお願いします」

「迷惑なんて思わんよ。一緒に頑張ろな」

「大好き」

私はすばるの襟を引っ張ってキスをした。

私達らしいプロポーズのかたち。

この話は関ジャニの中で永遠と笑い話になる事になる。