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「はぁ、、、」
「何回ため息つくん。」
久しぶりに亮ちゃんとご飯。
亮ちゃんは私のこと、唯一の友達って言ってくれる。
それが凄く嬉しい。
今日はすばるは仕事らしい。
少しずつ仕事を増やし始め、毎日一緒に居たから少し寂しくなってきた頃だった。
それに、最近はいちゃつく事もなくなってきた。
良い雰囲気になった時、硬直した話や、夜の営みが一回もない話をした。
「先輩のそういう話聞きたないわー笑」
「だって相談する人いないんだもん。。」
「口では下ネタばっかりやけど、ホンマは真面目やからなー笑」
「亮ちゃんはどう思う？」
「あれやない？やっぱAが攻めてみたら？」
「えー！！！」
「だって付き合って何年？」
「んー。。2年くらいかなー、、中学合わせると4年？？」
「いやー、、その間ずっと我慢してたんやろ、、
すばるくんだって怖いんやない？」
「怖い？」
「うん。だってさ笑 すばるくんだって、男だよ？
男が四年？我慢するなんて、凄い事やからさ、急にそれが解禁になって、どうすれば良いか分からないんやろ。
変な話、想像はしてたやろうからさ」
「えー、、、」
「いや、それが普通やから笑
だから長い間想像してたものが想像じゃなくなる訳やろ？
やから、怖いのはすばるくんも同じやと思うで
相当勇気出したんやない？
それを拒否られたらそら自信なくなるやろ、、」
そっか、、、
そうだよね、、
なのに私は、、
「でも彼女にそんな事で悩ませんなよーって感じやけどな笑」
「亮ちゃんはどうなの？？」
「俺はー、、せやなぁー、、俺はさ結構遊んできたんやけどさ、、Aとすばるくんみて、純粋な恋愛もええなーって思ったんよね。
やから今は彼女一本。」
「やっぱり遊んでたんだ」
「やっぱりってなんやねん笑
でもほんまに、Aとすばるくんの空気感結構好きやからさ、幸せになってほしいって思う」
「なにそれ笑」
久しぶりに飲んだ、亮ちゃんとのお酒はとっても美味しかった。
攻めてみたら？
亮ちゃんの、言葉が何度も頭をよぎる。
考えるだけでも恥ずかしい、、、
頭を抱える姿に亮ちゃんは爆笑だった。
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作者名：りんご | 作成日時：2017年11月27日 0時
