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story 7-34 ページ35
「和く…二宮さん」
「昔のお前なら姿消してまた別のとこで返済してってやってただろ！
返済能力が無いわけじゃないだろA！」
いわゆるそれは借金をする時の代理人名義になるということに近い。
自分の知らないところでそんなことされたらたまったもんじゃない。
Aはそれをして、ジャニーズWEST全員が自分から離れるように仕向けてるんだ。
「…市原さん。今日の午後6時半、"アンファレル"というレストランでその芸能人に会うことになってます。」
「あぁ、分かった。じゃあその時に行くわ」
「市原さん！！」
「和」
市原さんはやばいところとの繋がりがあるとも聞いたことがある。
その目力は背筋がこおりそうなほど冷たく鋭い。
なんも言えない。
そして帰り際に市原さんが一言
「和、汲み取ってやんな。嬢ちゃんは嬢ちゃんで色々考えてのことだろうよ」
と言った。
この人、何を知ってんだ。
「どうせ本気になんてしちゃいねぇよ。」
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作者名：一姫(いつき) | 作成日時：2018年4月22日 23時
