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story 7-27 ページ28

「…あ、ミスった」









色、はみ出ちゃったよ。




やっぱ考え事しながらやるもんじゃないな。









「ふー…」









ニノがAちゃんに会ったって聞いた。









『A、応援してたアイドルと知り合いだったんすよ。遊ばれてんすかね』









そうニノは言ってた。





俺は正直アイドルのことなんて詳しくないけど、鞘音も好きなグループだから唯一それは知ってた。









だからこの間たまたま釣りしててそのアイドルの1人と会った時。









『あ、Aちゃんの知り合いのアイドルのメンバー?』








と言っちゃった。






口滑ったな、って思った。









彼は、Aちゃんのこと何で知ってるんだって顔してた。

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作者名:一姫(いつき) | 作成日時:2018年4月22日 23時

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