今宵、僕の手を取って＊6＊青

story 6-44 ページ45

当時のAはというと…まぁ荒れてた。




いや、俺が言えたことじゃないけど。(笑)









髪の毛金髪なんかにしちゃって。









ピアスも開いてて、今とは全く違う口調。



…怒るとあの時の癖が出るみたいだけどね。









「もしかしてAに会ったんですか…？」









さぁちゃんは不安そうにそう聞いてきた。




そりゃそうだよね、俺がさぁちゃんに聞いても何も答えてくんなかったんだから。









「うん」と頷くと、さぁちゃんは「すみません、私…」と謝る。









「何で、さぁちゃんは悪くないでしょ。

Aが言うなって言ったんでしょ？」









そう聞くとさぁちゃんは無言のままうなづいた。





…さぁちゃんなら教えてくれるだろうか？









「ねぇさぁちゃん」


「…はい」


「教えてくれる？あのアイドルと…Aの関係」









教えてくれるよね？



さぁちゃん。





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今宵、僕の手を取ってシリーズで最終回を迎えるまでアンケートを実施しています！


こよぼくシリーズの番外編希望アンケートなのですが、1番が番外編希望、2番が新作希望ということでコメント欄にご記入お願いします！！

今現在は番外編希望者の方が多い状態です！！

まだコメントをされていない方はしてくださると嬉しいです(；＿；)！

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