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「これ、頼まれてたやつ」
「おぉ！」
私は自室にて手渡されたチケットに、目を輝かせる。
ウォヌくんに頼んだおかげで、中国行きのチケットはこれで無事に2枚入手した。
「ありがとうウォヌくん。それと、無理言ってごめんね」
「別に大丈夫。孤児院の件で、スンチョルさんに話したいこともあって元々来る予定だったし。ついでみたいなもん」
「いやぁ、そう言ってもらえると助かる〜」
あとは明日、行動に移すだけ。
緊張と不安な気持ちに、複雑な感情が入り混じる。
どうやらそれはウォヌくんにも伝わっていたようで…。
「中国に行く理由って、聞いたら困る？」
探るようなその視線に私は、…うん。と申し訳なく頷く。
頼むだけ頼んで理由は教えてあげないなんて。
私、嫌な奴だよね。ホント。
「俺が組織の一員になれば、話せたこと…だよな」
「そうだけど、でもダメ。ウォヌくんは組織に入っちゃ」
まさか私からそんな風に言われると思っていなかったのか、ウォヌくんは一瞬固まっていた。
正直ウォヌくんやスニョンくんが組織側の人間だったら、どれだけ頼りになるか。と色々考えてしまうことは多い。
そんなの考えても仕方のないことだけど。
でもやっぱり2人は孤児院に必要な存在だし、組織に入れば任務などで、子供達といる時間も減ってしまう。
それだけは、どうしても嫌だと思ってしまった。
「ごめん。何言ってんだって感じだな…」
「違うのウォヌくん。勘違いしないでね。ウォヌくんには孤児院の方を優先して欲しくて…」
「…大丈夫。わかってる」
そう言いつつも、じゃあ行くよ…。と少し悲しそうにしてから、いつものポーカーフェイスに戻るウォヌくんは、ゆっくりとした足取りで部屋を出ようとする。
「ねぇ、ウォヌくん」
その後ろ姿に私は思わず声を掛けた。
「ウォヌくんには、十分過ぎるほど助けて貰ってる。本当に色々と感謝してるから」
ウォヌくんは私の言葉に動きを止め、
「ありがと」
少し表情が柔らかくし、そのまま部屋を出て行った。
「ありがと…は、こっちの台詞なんだけどなぁ…」
私の呟きは、静かな空間へと吸い込まれていった。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
