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みんながいなくなった作戦会議室には、私とミョンホくんしかいない。
「…A、お願いがあるんだけど…」
「お願い？」
静まり返った空間でのミョンホくんの声は、少し震えていた。
私にお願い、とは。
緊張した面持ちのミョンホくんに、私までもが緊張してしまう。
「僕と一緒に…ジュニヒョンを探して欲しい」
振り絞った声は小さく。
誰にも聞かれないようにと、配慮したのか。
それもそのはず。私達には今し方、待機命令が出たのだから。
それなのにこの提案は…。
「…命令違反だよ？」
「うん…知ってる」
その状況は、どう考えても困ったものだった。
私もジュンくんを探して、本人に聞きたいことは山ほどある。
だけど命令違反はやはり…どこか気が引けてしまう。
私は以前単独行動をして、スンチョルさんに迷惑を掛けてしまった前例があるから尚更。
それに。
「ジュンがくんが何処にいるのか、わかるの？」
私の言葉にミョンホくんは、その事だけど…。と口を開く。
「ヒョンは恐らく中国だと思う」
「中国…」
ジュンくんとミョンホくんの故郷である中国。
だが、それも憶測でしかない。
「中国だと範囲が広いよ」
「実は凡そ場所の検討はついてるんだ」
「え！？」
思わず大きな声が出てしまいミョンホくんから、静かに。と言われてしまう。
いや、だってジフンさんが今必死になって探してるのに…まさか、だよ。
「ハンソルは、闇オークションの商品として攫われた可能性が高いよ」
「闇オークションの商品…」
本当に存在してしまうのか。
能力者の闇オークションなど。
「中国では闇オークションとして能力者の売買が盛んなんだ。地域によって規模の大小はあるかもしれないけど、ハンソルの能力だったら確実に目玉商品だし、大きな場所なはず」
「やけに闇オークションに関して詳しいんだね、ミョンホくん」
「まぁ、…僕もその被害者だから」
その言葉に思わず瞠目する。
それはミョンホくんが組織に入る前の話しだった。
人攫いにあったミョンホくんはオークションの商品として出品されていた最中、組織の介入を受け、スンチョルさんやジュンくんに助けてもらった過去を持つという。
そんな酷い過去に、私は言葉を失っていた。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
