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ジュン side
それはまるで閃光。
煌めきがこの空間を支配し、一瞬で消えさる。
「…なに？」
スイランが戸惑いの表情を浮かべていた。
初めて見るその表情に、こんな状況にも関わらず僕は思わず笑ってしまいそうになる。
スイランが手に持っていたはずの僕の心臓は無くなっていて、代わりに温かい何かが僕の胸に染み渡るようなそんな感覚になった。
「スイラン様…！？貴様、何をした！！」
フェイがAを睨みつけ、能力を発動しようとする。
僕もそれに対抗しようと能力を使おうとする、が。
「あれ…？」
「な、何故だ！何故発動しない！？」
能力が使えない。
「…まさか、A…」
Aを一瞥すると、ぼーっとどこかを見ているようで、反応が無かった。
彼女の能力が、スイランは愚か僕やフェイにも掛かってしまったということだろうか。
「…Aしっかりしろ」
バテ気味のウォヌがAの肩を揺さぶる。
そこで初めてAの瞳に光が戻った。
「え、あれ…ウォヌくん。というか、今…私…？」
「無効化の能力、どういう使い方したんだ？俺も能力使えなくなったんだけど」
「う、うそ！なんで！？」
「俺が訊きたい」
あわあわするAと意外と冷静なウォヌ。
ジョンハニヒョンが前になった時と同じだ。
Aはこの空間にいる人間の能力を無意識に無効化したんだ。
能力が使えないって、不思議な感覚だ。
すると突然大きな地響きが鳴った。
建物全体が横に揺れ、天井の一部が落ちてくる。
「うわっ！！」
「あぶないっ」
ウォヌがAの手を引き、それを回避した。
ホッとしていると今度は僕の足場が崩れ落ちる。
反応が遅れてしまいそのまま落ちてしまうかと思いきや、誰かに腕を掴まれた。
「……っく！」
「…ミョンホ！」
頭から血を流しているミョンホは僕を引き上げようとするが、思うように力が入らないようで、今の状態を維持するのに精一杯だった。
下を覗くと強い揺れのせいで地割れが起きたのか、視線の先は果てしなく真っ暗闇で息を呑む。
「(さっきフェイが使った能力のせいか)」
フェイは建物ではなく、この土地全てを揺らしていたのだ。
建物も揺れであちこち崩れてきている。
「ミョンホ手を離して！君まで落ちる！それに建物も今の地震の影響で崩れてきてる！早くA達と逃げて！！」
「…ヒョン、何言ってるの？」
ミョンホは僕の発言にみるみる内に顔を歪めていく。
これは、怒りだ。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
