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ふぅ…。と初めて自分の素直な気持ちを吐露したジュンくんは息を吐いていた。
スイランはジュンくんの言葉に少し目を細め。
「そうか…運命は変えられるのだな…」
そう呟くと小さな箱を取り出した。
綺麗な装飾が施された箱を丁寧に開けると、ガラス細工のようなものを大切そうに取り出し、それを見せてくる。
「これはお前の心臓そのものだ」
「……！！」
ジュンくん自身それを見るのは初めてのようで、驚いたように目を見開いていた。
ガラス細工は綺麗に輝き、まるで満ち溢れた生命を表しているようだった。
「なぁ、ジュンフィ」
スイランはそのガラス細工を愛おしそうに見つめた後、同じようにジュンくんを見つめた。
「私がお前を手放すとでも思ってるのか？」
「スイ、ラン…？」
スイランはニヤリと歪んだ笑みを浮かべ。
「手放すぐらいなら、私はお前を壊すさ」
そう言ってガラス細工を持つ手を振り上げた。
「……あ、」
私はそれを呆然と見ていた。
あれを…あれを壊されたら…ジュンくんは、
死ぬ？
どくん、と心臓が脈打つ。
そんなの。
「…だめ」
全てがスローモーションに感じた。
スイランがガラス細工を叩き壊そうとするのも。
ジュンくんが届くはずのない手を必死に伸ばすのも。
あぁ、この感じ…私前に何回か経験したことがある。
一回目はチャニョルがジョンハンさんを殺そうとした時。
二回目はキムジヒョンの研究所で、大男が自爆をしようとした時。
だけど、もっと前にも、そう…。
"前はもっとこの能力を上手く使えていたのに"
『無効化能力の前例は僅かだから』
『これが人のすることなの！？』
『少し痛いかもしれないけど、我慢するんだよ？』
『A、大丈夫…大丈夫…貴方のせいじゃない』
また声がした。
だけど、その声が誰なのか、今の私にはわからない。
『A』
一際大きな声が、私の名前を呼ぶ。
『貴方の力はみんなを救う為にあるのよ』
それは以前、誰かにも言われた言葉。
私は、無意識に手を伸ばした。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
