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ジュン side
「行きたいなら行けばいいのに」
「…なんのこと？」
駆けつけてくるスイランの手下の相手をしながら、僕達は幾つ目かの独房から能力者達を救助していた。
そんな時にハンソルから突然そう言われ、僕はあからさまに戸惑いの色を浮かべた。
「Aのとこ。行きたいんでしょ？」
「………」
ずっと考えてる。
Aのことを。
スイランの元に行かせても良かったのか。
彼女を危険な目に遭わせるやり方が正しかったのか。
僕も一緒に行った方がいいんじゃないか、と。
「ヒョンは利口過ぎるというか。主張があんまりないタイプだよね。沢山考えてるのかもしれないけど、多分ほとんどそれを口に出来ていない」
「…そうかな」
「うん、だから…たまにはワガママになっても良いんじゃないかなって。自分がやりたいようにやるのも、きっと生きてく上で大切だと思う」
「………」
いつから…、ハンソルはこんな大人びた考え方をするようになったのか。
「(いや…ハンソルは最初からか)」
どこか達観したような物事への考え方は、僕よりもずっと大人で…到底年下には思えなかった。
「ハンソル、流石に僕に怒ってもいいと思うんだ…君にした事を考えたらいくらなんでもこのままじゃ…」
「あ、じゃあ遠慮なくいい？」
え？と口にする前にバチンっという音と強い衝撃が額にきた。
…え、今…デコピンされた？
しかも、めっちゃ痛い？
「これでチャラでいいよ」
「……いたい」
額を抑えているとハンソルから背中を押される。
「行ってらっしゃい、ヒョン。全部終わらせてみんなで帰ろう」
ハンソルはそう言うと年相応の笑みを浮かべていた。
「…うん。うん、行ってくるよ、ハンソル」
そして僕は走りだす。
全てを諦めてきた、人生だ。
諦めたくない物がなんなのか、今更自覚してしまった。
僕は仲間も、この命も、今も、諦めたくない。
だからスイラン。
僕は貴方と決着をつけなきゃいけない。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
